-- 家庭の医学は医学情報サービスの一つです。 --
病名を知りたい，病状を知りたいと言うときは，お医者さんに相談するのですが
時間がない，お金がない，などなどの諸事情があると思います。
その昔は「家庭の医学」という分厚い本が，それこそ各家庭にあったようなきがします。
時事通信社
売り上げランキング: 24921おすすめ度の平均:病気・怪我の早期治療のために。
現在では，全文と言うことはないのですが，この家庭の医学も
オンラインである程度読むことができるようです。
今日の資料「普救類方（ふきゅうるいほう）」
江戸時代，時の将軍「徳川吉宗」（某：暴れん坊しょうぐん）が，民衆に病気や薬の知識，技術を伝えるために作らせた書籍が普救類方です。この書籍は紅葉山文庫にも蔵書されているそうです。その話を聞くと，こういう医療情報の提供というのは，公共的な仕事ではないかとも思えてきます。
全12冊にもなるのですが，民衆に伝えるためであるのか，年代的に新しいこともあり，読みやすいと思います。最終巻が薬の部で，本草綱目がら写したような博物画が多数掲載されています。
