-- 戦国ＢＡＳＡＲＡ（バサラ）に思う，興味の入口は人それぞれ --
日本史の入口って，中学校や高校の日本史以外にも
たくさんあるんだと痛感しました。
「政宗さま」サイコー 若い女性のハート射止める（河北新報 2008年10月08日）県護国神社に掲げられた絵馬。政宗のイラストを書き入れる若い女性の姿が目立っている
仙台城跡（仙台市青葉区）など、仙台藩祖伊達政宗ゆかりの名所で、年配の観光客に交じって若い女性の姿が目立っている。政宗ら戦国武将が戦う家庭用ゲームソフト「戦国ＢＡＳＡＲＡ（バサラ）」シリーズがヒットしたことで人気に火が付き、静かなブームを呼んでいる。
ゲーム，マンガ，大河ドラマ，その土地で活躍した武将とか
猫司書の気がつかない入口からも，
いろんな人が歴史に興味を持ったりするんでしょう。
今日の資料「常山紀談（じょうざんきだん）」
常山紀談は江戸時代中期に成立した逸話集である。つまりは二次史料中の二次史料なのです。もちろん，こういう興味の入口もあっていいと思う。きっと常山紀談は江戸時代の「戦国バサラ」なんだと思う。
常山紀談はなかなかのボリュームで，本文25巻、拾遺4巻、それと同じ内容を持った付録とも言える「雨夜燈」1巻より構成されている。時間ができたら目次くらいは書き下したいと思います。ご希望の方に本文をご提供することもできますので，お問い合わせいただければ幸いです。
