-- お酒のニュースの二極化 --
お酒を飲むのにはルールが必要です。
九大祭も「断酒」宣言 大学・トラブル責任回避 学生・盛り上げ役なのに(西日本新聞11月8日) 日ごろは閑静な学問の府に模擬店が立ち並ぶ、にぎにぎしい大学祭の季節を迎えた。近年は未成年者の飲酒や泥酔によるトラブルを防ぐため、期間中の禁酒を通達する大学が増えている。福岡県内でも福岡大や久留米大などに続き、豪快さとバンカラを旨としてきた九州大もついに今年、全面禁酒に踏み切ることになった。
お酒からくるトラブルの予測はわかる気がします。また「罪を憎んで人を憎まず」の精神からすれば「罪を憎んでお酒を憎まず」な気もします。
今日の資料「日本山海名産図絵(にほんかいさんずえ)」
植物や動物を調べるときは「本草綱目」からと決めているのですが、工業、産業の起源を調べるために、この度に加わりました「日本山海名産図絵」からはじめたいと思います。
お酒は日本山海名産図絵の巻の1にて図入りで説明があります。この図をみるとたくさんの人がお酒造りに係わっていることがわかります。和漢三才図会にも工業、産業に関する記載があるのですが、日本の文化かどうかの確認(中国文献の写しの可能性あり)が必要なのと、図・記述の量が段違いで多いので、読み物としてもおもしろいと思います。