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-- 和名類聚鈔にみる辞書作り --

辞書ってなんだろう。

多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を登録したものも含めていう。辞書は辞典(ことばてん)・事典(ことてん)・字典(もじてん)に分類されるが、現実に刊行されている辞書の書名では、これらが明確に使い分けられているとはいえない。辞典。字書。字引(じびき)。(大辞泉)
これをみると、

  1. 多数の語を収集する
  2. 一定の順序に配列する
  3. 個々の語の意味・用法、その内容について記す。
たくさんあるものから一つのものを探すって大変です。
今なら「検索」って方法もあるけど、検索しちゃうと「2. 一定の順序に配列」の
配列基準はわからないですね。これもいれて辞書なのか・・と実感。

今日の資料「和名類聚鈔

和名類聚鈔
和名類聚鈔って書籍をご存じですか?「倭名類聚鈔」とか「倭名類聚抄」とかで書かれたりしまして、よく自治体史の最初に使われたりします。承平年間 (931年 - 938年) 、勤子内親王の求めに応じて源順(みなもとのしたごう)が編纂したとありますから、和漢三才図会や本草綱目よりも断然古く、相当初期の日本語辞典なのではないでしょうか?

最近の辞書はあいうえお順だったり、アルファベット順だったりしますが、和名類聚鈔は主題別の体裁をとっています。一章は「天」、二章は「地」といった具合に、仏教や東洋思想にある「天を知り地を知り・・・」に通じるものを感じます。そのうちテキスト作成をしたいものです。(あくまで予定です)
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