大辞泉より、 ほうもんかんご【訪問看護】は「看護者が看護対象者の自宅に出向き、その生活の場において行う看護活動。」とある。きっと訪問医療はその医療版ってことかと考えます。
現代で言うとドクターコトーのような、診療所を飛び出して患者さんのもとへいく・・・そんなイメージの理解でたぶんあっているのかと思います。
訪問看護、訪問医療でGoogleNewsを検索すると、なかなかな現実が現れてきます。
石西厚生連:破産、負債8億円 病院などは継続--津和野 /島根(毎日新聞)津和野共存病院や日原診療所の指定管理者となっている石西厚生農業協同組合連合会(津和野町)は12日、松江地裁に破産を申し立てた。負債額は約8億599万円(10月31日現在)。病院などの運営は津和野町などが設立する医療法人が引き継ぐ予定で、それまでの事業も裁判所の許可のもとで継続される。
非常勤でも「サービス提供責任者」に-訪問介護で厚労省(CBニュース)12月12日に開かれた社会保障審議会・介護給付費分科会(座長=大森彌・東大名誉教授)に、厚生労働省は、訪問介護の「サービス提供責任者」の人員配置基準の見直し案を示した。常勤に限られているサービス提供責任者を、非常勤職員についても一定程度認める内容となっている。
患者さんのメリットが高そうに聞こえる「訪問」も、無床病院などの理由から緊急患者への対応が懸念されたりするそうです。またどう考えても、訪問する側も大変なのは目に見えています。
なかなか答えのでない問題は世の中にいくつもあるようです。
今日の資料「知足齋永田先生遺稿」
永田徳本という歴史上の人物を知っていますか? ざっくり知りたい人はウィキペディア(永田徳本)をご確認ください。簡単な紹介をすると、戦国時代から江戸時代初頭まで全国をめぐったお医者さんです。あの製薬会社株式会社トクホンの由来でもあるとか・・。そんなお医者さんです。
関連書籍はまだまだありますので随時ご紹介したいと思います。できることなら書籍の内容についても解き明かして、現代の訪問看護、訪問医療のヒントなども見つかるとよいのですが・・。