-- タケノコは偽装せずに塩漬けにしましょう。 --
旬の季節がよくわからない昨今ですが、タケコノもいつでも食べられる気がします。タケノコ産地偽装:「たけ乃子屋」捜索 「長期間続け悪質」--愛知県警(毎日新聞)
農産物加工卸「たけ乃子屋」(愛知県一宮市)が中国産タケノコの水煮を国産と偽装表示していた問題で、愛知県警は8日午前、不正競争防止法違反(偽装表示)容疑で同社と委託先業者など6府県6カ所で家宅捜索を始めた。県警は長期間偽装を続け悪質性が高いと判断。伝票などを押収し、偽装の全容解明を急ぐ。
他に捜索されたのは、熊本罐詰(かんづめ)(熊本市)▽甲木(かつき)フーズ産業(福岡県立花町)▽出石(いずいし)缶詰(京都府木津川市)▽ぬながわ森林組合(新潟県糸魚川市)--の4業者・団体。(一部抜粋。)
これも物流の進歩と皆々様の食欲のなせる技かと思います。
今日の資料「四季漬物塩嘉言」
そもそもタケノコにはやはり旬があります。一時にたくさん生えるので、シーズンオフには高いが品数は少ない、シーズンにはどこの道の駅にも並ぶので値崩れ、なんてことがよくあります。ですのでよほど品質のよいタケノコでない限り、専業農家は存在しないのではないでしょうか。ですが、偽装して水煮にしなくても、むかしから塩漬けという方法で、タケノコは一年中食べれたようです。
筍塩漬 (たけのこのしおづけ)普通においしそうです。今年のタケノコが余ったときには塩漬けにしてみます。
竹の子の皮をむきて、沢庵大根のごとく一かわづゝ並べて塩をふりて、中塩にしてかろき押をかけて漬るなり。尤、とうがらしを少し入置べし。(漬物塩嘉言より)