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-- 日蝕直前。源義経も日蝕を見ていた? --

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日本で金環蝕を見ることができる貴重な日を直前に、記事を一つ。
西暦1183年のことです。この話の主役は長野出身である木曽義仲なんですけどね。
源平合戦も半ば、京都に上洛をはたした木曽義仲に都落ちを余儀なくされた平家が
西国で再起を図った合戦が「水島の戦い」です。

話では、日蝕の存在を知っていた平家が、この日を選んで合戦を仕掛けたそうです。
戦いのさなか、金環蝕になった現在の岡山県倉敷市玉島では、日蝕を知らなかった源
氏軍は混乱し、大敗したという記載が、
源平盛衰記の33巻に見られます。

平氏の唯一の大勝は、都に再びもどるという夢に捉えられ、進軍した結果、
義経の率いる一ノ谷の戦いで、逆落としという奇襲に遭い、平氏の滅亡に繋がりま
す。

物語ではなく、実際に日蝕はおこり、そして、木曽義仲の運命を変え、平家の命運に
も繋がり、その後の義経の運命にも繋がっていく、
きっかけの一つになったのです。当時、この現象をどのような思いで見つめていたの
でしょうか。

日蝕は、物事の変わり目におこるのかもしれません。折りにも、総選挙を前に日本の行く末をどのように変えていくのでしょうか。
ともかく、天気は大丈夫でしょうか。

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