大変ありがたいことに、私どもApple図書館こと長野電波技術研究所附属図書館まで、はるばるお越し頂けるお客様が増えて参りました。

私どもの図書館を観光の目的に来て頂くとのこと、本当に感謝致します。

もともと、長野に江戸時代を主とした貴重な文献を所持しているといっても、この文献を探していたり、活用したい方々は日本中におられ、当方まで来て頂くことが困難な方が多かったことから、独自の画像提供や複写サービスを始めたのが、アップル図書館の始まりでした。

いまでは、PDF電子書籍や和綴じ製本版など商品が広がり、個人の方だけでなく、テレビ局や書籍、博物館などからもご利用いただけるようになったのは、感慨深く思います。

取り扱いを始めました明治時代ごろの写真を元にしたポストカードをみると、日本各地に温泉地や寺社仏閣、景勝地などが数千箇所もあることがわかります。

(いままでの図書館の扱ってきた商品の中で、挿絵ではなく、写真による当時の姿を提供できるようになりました。明治の写真ですが、現代のように大幅な土地の開発が難しかったことから、戦国や江戸時代の風景と変わらない姿を見ることができます。その他の文献との比較が、新しい活用や提案ができるのではと考えております。脱線して、すいません。)

古い文献ばかりを扱う、ニッチな図書館ではありますが、日本中のほかにない資料があることが、魅力として、このApple図書館が、善光寺や御柱祭に追いつくように、観光地の一つになりつつあるのかもしれません。

念のため、個人企業の施設ですので、建物は小さく、未整理の文献が片づいておりません。質素な施設ですので、驚かれるかもしれません。

スローガンは、外見より中身です。私どもの蔵書と同じ文献数点を目玉として運営されている博物館・資料館も多くありますが、私どもでは、何より文献の活用を模索しています。直接お越しいただけないまでも、ネット上からもご利用いただければ幸いです。

また、少人数での経営ですので、直接お越し頂きましても、対応できない場合もあります。お越しの際には、ぜひ前もってお問い合わせいただきますようお願い致します。