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-- アップル図書館の宣伝チラシです。 --

5月13日に長野しんきんによるビジネスフェア2010が長野冬季オリンピック会場だったビックハットにて開催されました。
長野電波技術研究所附属図書館「アップル図書館」では、電子書籍の実演、和綴じ製本版の展示を行い、多くの方にご来場頂きました。
江戸時代の文献や、その画像を提供するというサービスは、あまり一般的ではありませんので、少しでも、理解を頂けるようにチラシパンフレットを製作致しました。
地域的なフェアでしたので、起こしいただけない方の方がよりたくさんおられたことと思います。
そこで、配布致しましたチラシをPDFとしてダウンロードして頂けるようにしました。簡単ではありますが、参考頂き、私どものサービスをご利用いただけますと幸いです。

アップル図書館宣伝用チラシ(630KB) apple_library_ad.pdf

おそらく、古文書の画像提供というサービスを聞いて私とは関係がないと思われる方も多くおられるかと思います。
まず第1に、歴史の教科書は誤解を産む教え方をしていることが多いこと。
例としてあげますと、私どもの商品の中に「魏志倭人伝」があります。たいていの人が邪馬台国と卑弥呼のことを思い浮かべることと思います。しかし、魏志倭人伝などいうタイトルの本はありません。
魏志とは魏史のことです。当時は音さえ合っていれば、違う漢字を当てはめることが良くあります。
魏史と聞いてすぐに思い浮かぶ方もあられるかもしれませんが、魏とは、三国志の国の一つです。
そして、魏志倭人伝が記載されているのは、三国志90巻ほどの文献の中の魏史の30巻の巻後半に書かれた僅かな文章のことを指します。
だから、正確な表現をすれば「三国志の魏史30巻にある倭人について伝えている文章」を通称「魏志倭人伝」と呼んでいるに過ぎません。おそらく、歴史のテストで卑弥呼が書かれた文書はという設問に、三国志と書けば、きっと不正解になることでしょう。こういう実態が歴史教育にはあります。

つまり、知っているつもりでいることが、案外間違ってたり、知らないことが多く、本物の資料を見ることで、再発見し、その発見を楽しんで欲しいと思います。

第二に、本は古くても、その中の情報は決して古くはないということです。
近年、農作物や一般の食性の中で、健康志向による付加価値をもった食材、機能性食品のニーズが高まっています。おそらく、カロリーゼロや、脂肪を分解、ビタミン補給など様々な宣伝された食品を選んでしまうと言うことは良くある話です。
この機能性の元となる情報は、大抵、漢方の分野の情報を利用しており、それらは、本草を初めとして江戸時代の文献に集約されています。
その昔、徳川家康は、本草綱目を参考に、丸薬の調合を行い、結果として生きをしたと聞きます。それは、現代でも活用されつづけているのです。
もっと、身近な話では、アイスランドの噴火が、さらなる冷夏など、異常気象を招く危険性があります。現段階でも、野菜の不作が伝えられ、宮崎の家畜伝染病「口蹄疫」など食品に関わる問題はさらに悪化しています。これは、飢饉の兆候ではと心配しています。
こんな時、どうしたらいいのか資料を探すと、江戸時代の飢饉に関する文献に行き当たります。気象条件が不良であっても、食べられる野菜や摘み草の記事は、いまの日本の安全保障につながる重要な情報だと思います。摘み草ブログは、古文書をより身近にする目的で始められました。今、呼んでみるとことで、対策できることもあるかもしれないのです。

古い情報ばかり紹介してきましたが、新しい部分でも、このサービスの提供には意味があると考えています。
それは、ホームページを展開する上で、独自の有用データベースを抱えることは、恒久的な宣伝力を持つ有力な手法であると言うことです。私どもの植物図鑑のページには、多くの方かに閲覧していただいています。そのコンテンツの提供ノウハウを生かしたホームページ製作を行うことが出来ます。

さらに、古文書のデジタル化技術は、現代の紙資料を整理するためにも、有力な手法です。現在、機器が多く販売されるようになり、だれでも、本のデジタル化が出来るようになりましたが、これを自身や社員で行うのは、効率が悪く、手間がかかります。結果として、コスト高になってしまいます。アウトソーシングすることで、コストを抑え、早く、品質を保てるなど様々な利点があります。
また、個人の方に対しても、身体の不自由な方が好きな本を読んでもらえるサービスとして展開しつつあります。アップル図書館は、民間からアプローチとして、世の中を便利に出来れば考えています。ぜひ、参考下さい。
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