アニメやマンガの世界も、どことなく歴史や戦国時代を舞台にすることが増えてきたように思います。

理由はいろいろあるのだと思いますが、空想の架空の物語を描けるアニメとマンガに歴史という要素を加えることで、少し現実的になり、時代背景を思い浮かべやすくなるのかもしれません。

まあ、そこは空想の世界。戦国basaraでは、驚くほど美化された戦国武将たちが大活躍して、その武将に夢中になる歴女がたくさん生まれました。

おかげさまで、各地の縁の観光地にも光が当たるようになり、真田幸村の物語が書かれた本物の資料にも日の光が当たり、「真田三代実記(以前にかかれた記事)」などの文献にも問い合わせを頂くようになりました。

戦国以外にも、取り上げられる機会が増えているようなに感じるのが大正時代です。モダニズムと呼ぶべきなのか、大正モダンのデザインが目新しく感じるのかもしれません。

閃光のナイトレイドという物語は、大正から昭和初期を舞台にした題材で、主要人物の伊波　葛は陸軍士官学校を卒業していたとのことで、

確認してみると、当図書館で制作している明治末期の写真を元にした歴史復刻絵ハガキ(一覧など掲載している記事)に、「陸軍士官学校」のタイトルの絵ハガキがありました。

他にも、高千穂　勲が所属していたという参謀本部もあります。

関連して、

陸軍省、陸軍大学校、陸軍中央幼年学校、各地の師団司令部や、実際に舞台になっている昭和初期の上海、朝鮮、満州の風景もあります。

アニメの世界ではありますが、実際の風景と重ね合わせて、現実とのつながりを考えると、すこし物語を深く感じることができるかもしれません。

最近のアニメやドラマは、背景調査をしっかりとやっているものが増えているので、見比べてみるだけでもおもしろいです。そんな体験がApple図書館に資料のなかにはたくさんあります。

最近、絵ハガキをご利用頂くお客様の中で、ご自身で鑑賞して楽しんで頂くほかに、歴史好きの方への挨拶として、絵ハガキとして実際にご利用頂いたり、プレゼントでお使い頂くケースが増えてきました。より多くの方に利用して頂けるように新しい提案をさせて頂ければと思います。

取り扱っている品目は、まだまだ増える予定です。ぜひ、たびたび、こちらのサイトをのぞいて頂ければと思います。