長野電波技術研究所
  • 1冊単位
     の複写
長野電波技術研究所
  • 1頁単位
     の複写
長野電波技術研究所
  • その他
     の複写
-- 蔵書の紹介「赤穂騒擾事件」 --

赤穂騒擾事件】1審000101.jpg

赤穂騒擾事件】2審000101.jpg赤穂騒擾事件とは、大正13年(1924年)刊の『赤穂事件夢痕集』という書籍に、長野県伊那の赤穂村(現在、駒ヶ根市赤穂)で起きた事件が克明に描かれています。

事件の始まりは、「村に電灯をともす」ことにありました。当時、長野電燈会社が進出し始めたところ、先見の目を持った村人が、独自の村営発電所の設置を願い出ました。

しかし、ろくに審査もされず、却下されてしまいました。その後、強引な建設作業に対し、村民の態度も硬化していきました。さらに、この地に鉄道が延長されることになり、村民の間に利害のもつれが生じ、団結にひびが入りました。

そこで電灯会社は早速、自分の陣営に入った村民の家に電灯を引きました。

その電灯の明かりは、反対派を刺激し、村の中で騒動が起きました。

これをきっかけに事態は焼き討ちに発展し、「内通派」の家は叩き壊され、事件後、多くの人が逮捕されました。

実は『赤穂事件夢痕集』の著者は、被告たちの弁護人のようです。

著者は、多くが冤罪だったと本書で主張しています。

一方、赤穂騒擾事件の第一審、及び、第二審判決書は長野地方裁判所の謄本と東京控訴院の謄本で、この事件の二審を担当した、中村検事の家族が所有していたものを譲って頂いたものです。

事件の概要から第一審、第二審の判決文まで、事件の全てが数百ページに記録されています。裁判所の謄本のため、当然、加害者、被害者の住所、氏名をはじめ生年月日、職業など個人情報も記載されていますので扱いに注意を必要とします。

当、長野電波技術研究所付属図書館には、「赤穂事件夢痕集」、「赤穂騒擾事件予審終始決定書 第一審判決書」、「赤穂騒擾事件 第二審判決書」を蔵書しています。これらの複写物のコピーを提供しております。

お問い合わせ

附属図書館

附属図書館
附属図書館
i-apple.jp/lib/
長野電波技術研究所
長野電波技術研究所
長野電波技術研究所
長野電波技術研究所
長野電波技術研究所
長野電波技術研究所
長野電波技術研究所
長野電波技術研究所
長野電波技術研究所
長野電波技術研究所