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-- 大河ドラマ「平清盛」の平家物語の蔵書を調査する --

来年の大河ドラマが「平清盛」に決定しました。

そのためか、平家物語に関する話題が増えてきているようです。いくつかのサイトを参考にさせて頂き、蔵書について調査致しました。不明な点などあるかと思いますので、修正するべき部分もあるかと思います。ご意見は謹んでお受け致します。

平家を都落ちさせた木曽義仲は、長野、信州縁の武将であり、その戦いの先駆けとなった戦いの横田河原の戦い・横田ヶ原の戦いは、当、アップル図書館のある長野市篠ノ井で起こりました。

横田河原の戦い・横田ヶ原の戦いに関する記事 http://www.i-apple.jp/kyowa/104/03-2/

 

また、周辺の布施や今井などは、当時の豪族、武士の名前に由来するものがいくつもみられます。さて、当図書館の蔵書で、関連する文献について、検討致しました。

 

蔵書されている文献として源平合戦に関わるものは、まず大きく二つに分かれます。

「東鑑・吾妻鏡(あずまかがみ)」-1300年ごろの成立。史料であり、編纂者は鎌倉幕府の者だと考えられている。当図書館では、1668年刊、23冊49巻が蔵書されております。各巻復刻可能です。ただし、6-7巻、30-31巻、45巻(元々現存していません)、50-52巻が欠本しております。

吾妻鑑の特設ページ http://www.i-apple.jp/azuma/

 

「平家物語」-鎌倉時代に成立と考えられる軍記物。作者は不明、木曽義仲の軍師ではないかなど諸説ある。平家物語は、異本が50種類以上あると考えられており、異本も「語り本系」と「読み語系」の二つに分類されます。それぞれの特徴の一部を上げると、語り本系」-琵琶法師の台本として考えられている。基本的に12巻の形態であり、中でも一方系灌頂巻加えられ、今日知られている平家物語はこの本で主体である。八坂系は灌頂巻の内容が本文中にかかれ、断絶平家をもって結ぶ。

「読み語系」-語り本よりも本文の分量が多く、頼朝挙兵に関する分が多いとのこと。また、巻数も6巻、20巻、48巻など様々に存在する。

蔵書では、

語り本系として

1849刊「平家物語図会前編」「平家物語図会後編」全12巻(1巻欠本)-各巻、PDF電子書籍・和綴じ製本版は2400円+送料にて提供しております。

平家物語図会のページ http://www.i-apple.jp/lib/912/91849104aa-1.html 

 

読み語系として

1796刊「源平盛衰記」全48巻26冊-読み物系でも、最も文量の多い本。最も古い形態を残していると言われる延慶本が知られるまでは、歴史書・史料として考えられていた。3-4巻・5-6巻・9-10巻・11-12巻・15-16巻・17-18巻・19-20巻・21-22巻・23-24巻・25-26巻・27-28巻・31-32巻・33-34巻・35-36巻・37-38巻・39-40巻・41-42巻・45-46巻・47-48巻3600円、他2400円にて和綴じ製本版を製作できます。

源平盛衰記の話題について書かれた記事 http://www.i-apple.jp/catseye/2009/01/post_82.html 

 

1823巻「源平盛衰記図會」全6巻-PDF電子書籍版、各巻2400円。和綴じ製本版、各巻3600円+送料にて製作可能です。

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