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-- 電子書籍の形式と、縦書きPDFについて --

昨年は、電子書籍元年と銘打って、多くの電子書籍の話題が見られた。
特にアップルコンピューターのipadの登場により、それは加速したように思う。

普及したのかというと、まだ疑問が残る。案外、日本では従来の携帯電話で読む漫画によって、十分に普及していたとも言えるのだが、iphoneの登場とともに市場は変化してしまった感はあるし、またアップルコンピューターのiTunesと出版の際の検査がまるで検閲のようになっていること、対抗する為の第三者のサービスと、乱立するソフトと形式。違法や無料コンテンツによって、コンテンツの課金になかなか利益のせられない。自炊というのも、影響が大きかった。なかなかの混乱状態である。

2003年ごろから、古文書という限定された分野では有るけれど、比較的古くから電子書籍に取り組んできたとも言えるかもしれない。パソコンの普及によって、誰もが出版をできるようになったことでもあるし、これだけでもIT革命と言えるのかもしれない。

当社の電子書籍は、基本、ずっとPDFのままだ。
それは、取り組んだ当時からも、windowsとmac、その他のOSでも、極力にレイアウトを維持して読む事ができるフォーマットが無かったからだ。最近のスマートフォンも、読み込み可能なアプリが用意されている。

行政機関のデータもこの形式で提供され、殆どのパソコンでも再生ソフトが組み込まれている。

現在、多く展開されているフォーマットは、XMDF形式とEPUB形式が上げられると思う。

XMDF形式は、日本国内の企業が策定しね作られたフォーマットで、日本の書籍に多く見られる文章の縦配列に早くから対応した。EPUB形式は、大きくシェアを広げるアップルコンピューターとGoogleにも採用され、世界標準となりつつあり、また、縦配列についてもEPUB3形式から対応した。

将来性は、明らかにEPUB3にあるが、残念ながら、製作環境もそろい始めたところであるし、閲覧アプリ・ソフトも、まだこれから。

広く読んでもらう為には、まだ、この形式は早い。
だから、今しばらくはPDF形式を採用致します。

また、少数ではありますが、古文書の原文に合わせて調整した訳文の電子書籍・和綴じ製本版を始めました。

こちらは、縦書きPDFになります。

現在、AUのIS04のアプリにて、縦書きのPDF閲覧を確認しております。最新の機種につきましては、問題なくご覧頂けます。また、パソコンからのご利用で有れば、古いパソコンからでも閲覧できるように調整して製作されております。

新たにダウンロード販売を.DLmarketにて開始致しました。

DLmarket https://www.dlmarket.jp/default.php/manufacturers_id/6361
からスマートフォンからも閲覧できる解像度・データサイズにて、販売を開始致しました。ぜひ、ご利用頂きますようお願い致します。タイトルも続々と追加する予定です。

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