山の神は、古くより庶民の生活に深いかかわりを持つ民間信仰として、全国各地にみられるものである。共和地区にも多くの山の神地籍の名称がある。祭神は大山舐命(男神)、木花咲耶姫(女神)と、地方によって異なるようである。昔、狩猟民族が狩り場の入り口に山の神を祭り、狩り場の清浄と狩りの安泰を祈った。そのためか、各家では、うつ木(撃木)で弓矢を作って供えたものがよく見られた。また、地方によっては産神としての信仰もある。

子供たちは正月9日、山の神地籍あるいはその付近の山に入り、餅を焼き、灰を払って山の神に供えた。自分たちも食し、家に持ち帰った餅を家族も食べ、健康と生活の安泰、子供たちの健やかな成長を祈り、長く伝承されてきた。戦争の終結とともに、多くの伝承行事が途絶えた。餅焼き行事もその一つである。小松原山の中腹、山の神地籍に、22戸の農家が共同防除組合をつくっていた。村の子供たちは郷の伝承も知らず、郷離れがみられるようになった。「おれたちも、子供たちも、故郷は共和なんだ。忘れてはいけない。伝統行事を復活しなければ」と、13戸のつわものどもが自然石に、情熱と永い年月をかけ、「山の神」の文字をのみで刻んだ。昭和52年天照寺住職により開眼式を行い、翌昭和53年正月7日餅焼きを実施した。集まった子供たちは80有余人。明るい表惜で、復活を喜び、行事の継続を誓いあった。

1-01 共和の自然
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