昭和22年(1947)に新憲法が公布され、また新しい地方自治法が制定されて、白治体の行政が大きな比重を占めるようになった。いきおい行政の広域化を図る必要があり、合併の論議が広
くきかれるようになった。

篠ノ井町では、昭和25年7月、すでに旧篠ノ井町、旧東福寺村、旧川柳村の合併を実施していた。

昭和28年10月には、町村合併促進法が制定され、町村合併の問題が真剣にとり上げられるにつれ、隣接町村からの働きかけが相次いだ。特に篠ノ井町と川中島村が熱心であった。南北に長い共和村にしては、住民の意識にも差異があったことは当然であった。しかし、紆余曲折はあったが、昭和29年5月24日、篠ノ井町との合併議案が議決されたのである。

こうして同年7月1日、共和村は篠ノ井町と合併して新しい篠ノ井町が発足した。

明治22年以来65年間にわたって、明治、大正、昭和の各時代を経てきた共和村は、6月末日をもって解消した。

篠ノ井町は、この後、信里村、松代町川西地区(旧西寺尾村)を合併、次第に広域化への道をたどった。そして、市制への動きが始まり、昭和34年5月1日、塩崎村との合併が実現、篠ノ井市が誕生した。

1-01 共和の自然
  • 1-02 先史時代の共和村
  • 1-03 古墳時代の共和村
  • 1-04 奈良・平安時代の共和村
  • 1-05 鎌倉‐安土桃山時代
  • 1-06 江戸時代の共和村
  • 1-07 江戸時代の農民の暮らし
  • 1-08 明治初期の村の暮らし
  • 2-01 村の古道、街道
  • 2-02 村の用水
  • 2-03 村の神社仏閣
  • 2-04 村に伝わる民間信仰
  • 2-05 村の石碑文
  • 2-06 村の珍しい地名
  • 2-07 村の年中行事
  • 3-01 共和村の移り変わり
  • 3-02 学校の移り変わり
  • 3-03 社会教育活動の広がり
  • 3-04 村の福祉の進展
  • 3-05 道路の発達と村人の生活
  • 3-06 りんごの里の誕生
  • 3-07 多角経営を指導した農協
  • 3-08 戦争と村人
  • 3-09 村人を驚かせた災害
  • 3-10 生活用具や農具の変遷
  • 3-11 文化・レジャー施設
  • 3-12 その他
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