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-- フジバカマ Eupatorium fortunei 蘭草(0167)* --

大正時代の植物事典 (大植物図鑑 "フジバカマ")

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秋の七草の一にして庭園に栽培し、叉は鉢植として愛養せらるることあれど、多く山林叉は原野等に自生多き多年生草本なり。莖は圓形強直にして高さ三四尺に達す。葉は通常三裂して稱々三出複葉の觀を呈すれども、梢上葉に至れば無裂なるを普通とす。莖葉共に稱々紅色を帶び一種の佳香を有す。秋日淡紫紅色を呈する頭状花を繖形に着生す。一種葉の圓形をなすものありマルバフジバカマと稱ず。

【園】 本種は秋の七草とし、叉芳香を有するを以て觀賞に供する品種なり。去れど本種に似て次に?ぐるヒヨドリバナ、サワヒヨドリの如き芳香に乏しきものあり。然のみならず此二種は其の繁殖力甚だ盛大なるものなれば野邊にて一見フジバカマと見ゆるものは大抵次の二品にして、芳香高きフジバカマは却って人に知られざるが如し。去れどヒヨドリバナの項に記述せる判別法によると、芳香の有無如何によりて容易に區別し得らるるものとす。
フジバカマはその莖葉を取りて厠に吊し置くときは惡臭を避け得るものなりと云ふ。

【生】 小形に生育したるものは投入等に供し雅趣あるものなり。水揚法は切口を燒くか舎利鹽の溶液中に小時浸漬したる後使用すれば長く生育す。(松島理學士水揚法に據る)


江戸時代の植物事典 (長野電波技術研究所附属図書館 蔵書)

書籍名
掲載巻 : Link to Library
掲載箇所 : Link to Index

倭名類聚抄
20
箋注倭名類聚抄
10
和爾雅
7
草木
大和本草
8
芳草
日本書紀
13
允恭



江戸時代の植物事典 (古事類苑 "蘭草")

書籍名
掲載巻 : Link to Library
掲載箇所 : Link to Index

本草和名
7
段注説文解字
1下
倭名類聚抄
20
箋注倭名類聚抄
10
類聚名義抄
8
和爾雅
7
草木
東雅
15
草卉
古今要覧稿
草木
 
大和本草
8
芳草
本草綱目啓蒙
重修9
芳草
延喜式
32
大膳
延喜式
39
内膳
日本書紀
13
允恭
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正倉院文書
46帙6
続々修東大寺正倉院文書 浦書
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