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-- ウド Aralia cordata 土當歸(1121) --

大正時代の植物事典 (大植物図鑑 "ウド")

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山中に自生すれども叉多く培養せらるる大形の多年生草本にして莖高さ四五尺に達す。葉は二回羽状複葉にして大形なり。夏秋の候白色の小花を複撒形花序に排列す。

【食】 家園に培養するものは土覆ひ肥料を與へ春早く嫩芽を生ぜしむ。所謂モヤシウドと稱し嫩莖白色にして芽のところ多少紫色を帶び長きものは尺餘に達し一種の芳香を有す。即ち嫩葉を取り和へ物、膾等にして食し、夏季に至れば緑色の莖を取り去りてシロクキと稱し煮て食す。シロクキを煮るには切りたる時直に水に漬け黒汁を去りたる後にすべし。

【藥】 本植物の根を春の彼岸頃に採集し上皮を剥ぎ水に浸したる後乾燥したるものを煎用すれば疝氣及び頭痛、眩暈等に効あり。


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