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-- オトギリソウ Hypericum erectum 弟切草・小蓮翹(1279) --

大正時代の植物事典 (大植物図鑑 "オトギリソウ")

1279.gif

山野、路傍等に自生多き草本にして莖高さ一尺乃至二三尺に達す。葉は無柄にして黒色の斑點を有し其の形鈍被針状にして對生し基脚莖を抱く。夏秋の候梢上葉腋共に小枝を分ち黄色の五瓣花を蔟生す。此の屬(Hypericum)の有する花は五箇の花瓣と同數の蕚片を有し、子房は一室にして三叉は五箇の側壁胎座を有するか、或は三乃至四室にして中軸胎座を有す。花柱は通常五個に分離叉は合同す。果實は蒴加にして種子は翅を有せず。花色黄色なれども稀に白色のものを見ることあり。

一種エダウチオトギリソウと稱する種類、莖葉共に大なるオオオトギリソウと稱する種類あり。

【藥】 本植物は打傷、切傷、瘡毒等を治するに妙効あり。昔時花山院の時藤原爲賴なる者本草を用ひて鷹の病を治するに妙腕を有したりが其の弟が此の秘法を人に洩らしたりとて弟を斬り殺したるにより遂に此の名を有するに至りと云ふ。

耳の病 本植物の莖及び葉を油に漬けたる汁は耳の病に塗擦し効あり。

リウマチス 莖葉共に煎じ出したる液にて局部を温むれば痛み柔ぐこと妙なり。

皮膚病 花及び葉を油に漬けたる汁を頭瘡に塗布すれば癒ゆること早き特効あり。

【生】 時に生花として用ひ雅致あり。水揚法は切り口を酒精に浸し暫時にして使用すれば可なり。(松島理學士水揚法に據る。)


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