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-- カンラン 橄欖(1525) --
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亞細亞熱帶地方に自生する喬木にして、幹高さ百二三十尺に達するものあり。葉は奇數羽状複葉にして長柄を有し、各小葉は長橢圓形或は長卵形革質にして全邊をなし、小葉柄を有す。花は黄白色の五瓣花にして圓錐花序に排列し、花後長橢圓形の核果を結ぶ。

【藥・工】 本植物の果實は食用に供し、種子よりは油を搾る。本油は「オリーヴ」油と稱し、工業用、藥用として有用なるものなれども、本邦には産出少きを以て年々諸外國より輸入する額十萬圓内外に達す。本油は果實を碎き冷壓法によりて採取したるを最上等品とし、食用及び藥用に供し、次に温壓法によりて採取したるものを二等品とし機械油、燈油、石鹼の製造に用ひ、二等品採取後のものを浸出法、煮取法によりて採取したるものを三等品とし、石鹼製造並に染織用として使用す。


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