セルレデー (2129)
一名をコセウサウと云ひ、歐洲より渡來せる栽培の草本にして、莖高さ二尺餘に達し葉は互生し鰭状をなし、上部に至つて狭長無双、葉腋に多く枝を分つ、花は白色の四瓣花にして總状花序に排列す、果實は扁圓にして狭小なり。
【食・藥】 葉は蔬菜とし食用に供し、實は外用して疥癬を治し、内服して痘疹類を治すと云ふ。