大正時代の植物事典 (大植物図鑑 "キダチロカイ")
亞弗利加喜望峯原産の常綠植物にして、莖は一丈乃至一丈二三尺の高さに達し枝を有せず、葉は被針形白色にして縁邊に鋭き鋸齒を有し互生す。花は紅色にして總状花序に排列す。
【藥】 本植物の葉より採集せる汁液を以て藥用の蘆薈を製す。