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-- トコン 吐根(0451) --
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南米「ブラジル國殊に「マツトロツン洲の南西地方に産出する半灌木にして莖は四稜を有し短毛を帶び直立して輪節を有す。本植物の根は横臥して蠕蟲状に屈曲し密接の環節を有す。葉は對生にして倒卵形全邊なれども少しく波状を呈し鱗屑状の托葉を有す。白色にして先端五裂せる合瓣花を十個乃至十二個を集生し、花後乾果を結び始め紅色、後に紫色となる。

【藥】 本植物の根を吐根と稱す。本品は両端稍々細く大抵分岐せず密接の環節を有し屢々深き輪裂を具ふ。皮部は木心より厚くして剥離し易く特異の微臭と不?なる苦味を有す。主成分は「エメチン」なる「アルカロイド」とす。其の他吐根酸、揮發性塩類等を含有す。本品は催吐劑、叉は解凝藥に用ゆ、局法の製品は「ドーブル散、吐根丁幾、吐根錠、吐根酒等とす。


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