A 50音 ア行
A 50音 カ行
A 50音 サ行
A 50音 タ行
A 50音 ナ行
A 50音 ハ行
A 50音 マ行
A 50音 ヤ行
A 50音 ラ行
A 50音 ワ行
C 大植物図鑑 刺花
C 大植物図鑑 学校園
C 大植物図鑑 工業
C 大植物図鑑 有毒
C 大植物図鑑 染料
C 大植物図鑑 牧草
C 大植物図鑑 生垣
C 大植物図鑑 盆栽
C 大植物図鑑 薬用
C 大植物図鑑 観賞
C 大植物図鑑 食用
C 大植物図鑑 香原料
-- トウゴマ Ricinus communis L 蓖麻(1496) --

大正時代の植物事典 (大植物図鑑 "トウゴマ")

1496.gif

叉カラエとも云ふ。元來亞弗利加原産の一年生草本なれども、有用植物として園圃に栽培する一年生草本なり。莖高さ六七尺に達し圓形にして空洞竹の如し。葉は大形にして掌状に深裂し各裂片粗鋸齒を有す。秋日梢上或は節間より花莖を抽くこと五六寸にして總状花序をなし小花をつづる。花は單性にして雄花は上部に、雌花は下部にあり、雌花は淡紅色の花柱を有し、雄花は淡黄色を呈す。

【藥・工】 蓖麻子油は本植物の種子の皮殻を除き、壓搾して得たる脂肪油にして、澄明無色或は類黄色を呈し、濃厚にして微に特異の臭氣を有し、零度に於ては濃稠となり、或は溷濁し、更に低度に至れば乳脂樣に凝結す。味は初め緩和にして後稍々苛竦なり。純アルコール並に氷醋酸には隨意の比例に溶解し、酒精には其の三分に溶解す。比重は〇・九六六にして容易に鹼化せられ、白色透明の石鹼を形成す。鹼化當量は三〇九、沃素吸數は八四・五なり。

本品は醫藥、髪油等に應用せらるるのみならず、尚多量に燈火油、革油、石鹼製造用に用ひらる。醫藥としては主として緩下劑及び灌腸料に供せらる。緩下劑として使用するには、早朝胃の空虚なる時一五「グラム」程を水若しくは雞卵に混じて頓服すれば、約一時間にして便通あり。


お問い合わせ
ギンジョー薬草ハーブ日和
植物図鑑
1779 記事
  •  江戸時代の本で
  •  植物図鑑を作っています。
  •  所蔵している書籍は,
  •  複写に対応できます。
本草綱目
本草綱目
李時珍 著
花譜
花譜
1694 貝原益軒 著
農業全書
農業全書
1697 宮崎安貞 著
広益本草大成 / 和語本草綱目
広益本草大成
1698 岡本一抱 著
菜譜
菜譜
1704 貝原益軒 著
用薬須知
用薬須知
1712 松岡恕庵 著
大和本草
大和本草
1708 貝原益軒 著
和漢三才図会
和漢三才図会
1712 寺島良安 著
草木育種
草木育種
1818 岩崎灌園 著
遠西医方名物考
遠西医方名物考
1822 宇田川玄真
日本山海名産図会
日本山海名産図会
1830 蔀関月 著
四季漬物塩嘉言
四季漬物塩嘉言
1836 小田原屋
古方薬品考
古方薬品考
1841 内藤尚賢 著
草木六部耕種法
草木六部耕種法
1874 佐藤信淵 著
神農本草経
神農本草経
当研究所所蔵の神
薬徴
薬徴
吉益東洞著,江戸
薬徴
凶荒図録
1885 小田切春江
古事類苑(植物)
古事類苑
明治時代に和装本
大植物図鑑
大植物図鑑
牧野富太郎のライ