大正時代の植物事典 (大植物図鑑 "チョウセンゴミシ")
山地に自生する木質の纒繞性植物にして、葉は互生し、其の形倒卵形或は卵形にして先端尖り縁邊に齒牙状鋸齒を有す。夏日帶白色を呈する小形花を細長なる花梗上に着生し、花後赤色の漿果を穂状をなして下垂す。
【藥】 果實及び莖部を藥用に供す。
本草綱目に記載あり