-- ミツガシワ Menyanthes trifoliata 睡菜(0850)* --
大正時代の植物事典 (大植物図鑑 "ミツガシワ")
一名ミヅハンゲとも稱し池溝、沼澤等の水中に自生する水草にして葉は三個の小葉より成り各小葉は鈍鋸齒を有す。夏日數個の根葉間に一尺餘の花莖を抽出し莖上二寸許の疎穂をなして白色の合瓣花を着生す。この花は全面に白色の密生毛を有す。昔時此葉を採りて藥用に供したりと。
【藥】 本植物の開花時に其の莖葉を取りて陰乾にし貯へ置き健胃劑として煎用すれば特効あり。
江戸時代の植物事典 (古事類苑 "睡菜")
書籍名
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本草綱目啓蒙
重修20
水菜