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-- マンナ (0874) --
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伊太利「バレルモ」州近傍には培養し其の他同國の各地及び地中海東部の諸地に野生品を見る喬木にして高さ三丈餘に達し樹皮は灰色を呈し葉は五乃至七箇の小葉よりなる羽状複葉にして各小葉は長卵形をなし縁邊に不整の鋸齒を有す。花は狭細線状にして白色を呈し先端尖り毎二瓣は基部に於て合着し類黄色を帶ぶ蕚は先端四裂、雄蕊は二箇を有し雌蕊は柱頭二瓣をなし子房は二室に分れ各室二箇の種子ありて果實は其の尖端に翼瓣を具ふ。

【藥】 秋季樹幹に切口を設け之れより浸出したる液汁を採り乾燥し顆粒状叉は半管状の塊片にしたるものを「マンナ」と稱す。表面淡黄色にして少しく甘味を有す。主成分は「マンニット」にして其の他糖分、粘液、「ゴム」等を含有す。藥局方にては複方「センナ」液を製し主として緩下劑叉は矯味藥として應用す。


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