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-- ミツマタ 三椏、結香、黄瑞香(1203) --
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前種と同じく落葉の灌木にして諸國に栽培せらる。莖は高さ六七尺に達し枝は皆三叉をなす。葉は廣被針形にして互生し、革質にして厚く全邊なり。秋末落葉後枝梢毎に一團の花蕾を下垂し。春季に至り葉に先ちて開花す。花は黄色の筒状花よりなり兩全にして八箇の雄蕊を有す。

本屬(Edgeworthia)の前屬と異なるところは花柱の長く且つ圓柱状をなせるにあり。

【工】 莖の内皮を製紙の原料に供する有用の植物なり。日本紙製造原料としてガンピ、桑科のカウゾ等と共に重用せらるゝものにて多く甲斐、駿河、高知、鳥取等に栽培せらる。本植物より製出したる紙は滑澤にして緻密なる上等品とす。

元來三椏には雄木と雌木との別ありて雄木は莖の外皮稍々靑色を呈し土際より三叉までの部分長く雌木は其の莖飴色を呈し土際より三叉までの部分短き特徴あり。栽培家は雄木を一名靑木と稱し、雌木を赤木と稱す。

三椏を栽培するには西北に面し日光の直射を避け排水の宜しき處を可とし、土質は別に撰ぶところなけれども礫質叉は砂質壤土を最も可とす。繁殖法は實播、伏木、挿木等によるものとす。何れの方法によるも根付きたる後本畑に移植し二年にして收穫せらる。一反歩の收量皮約五十貫を得べし。本植物は他の作物の生長し能はざる痩地にもよく生長し得る特性を有するものなれば農家の副業として栽培するに適當し、頗有利なる事業の一なり。


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