大正時代の植物事典 (大植物図鑑 "マサキ")
自生種も存すれども通常庭園に植えられ、若くは?とせらるる常綠灌木なり。葉は革質、平滑、橢圓形にして鋸齒あり。七月頃葉腋上に綠白色の細花を聚繖状に出し、花後蒴果を生じ熟して三四裂す。此の種の葉に白斑を有するものあり殊に觀賞に適す。
【觀】 觀賞用として庭園に栽植し、叉生墻とす。