一名マツカゼルウダと稱し、山野に自生する多年生草本にして、莖高さ二三尺餘に達す。莖は比較的細く葉は數回羽状複葉にして各小葉は通常倒卵形をなし下面淡色を呈し、全面に透明の小點を具ふ、花は小形にして白色の四花瓣を有し圓錐花序に排列す。
【毒】 有毒植物の一なれども、時に庭園に栽培す。