一名メハキと稱し、林野に自生す。莖は直立して二三尺に達し、蔓状を呈せず。葉は狭長なる三箇の小葉より成り、密生するを常とす。夏日梢上に小枝を分ち葉腋に一箇乃至數箇の花梗を生じ、小き蝶形花をつく、其の色白質にして紫條を有す。
本植生の莖を取りて筮とす。故に此の一名を有す。
本種には一種ホソバメドハギ(1698)オホバメドハギ等稱する種類あり。