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-- ヤマゴバウ 商陸(2449) --
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山野に自生するものありと雖も通常栽培する多年生草本にして莖高さ四五尺に達す。葉はタバコに似て之れこり稍々小し。夏日梢上葉腋に花莖を出すこと五六寸にして有梗無瓣の小花を總状に着く。蕚片は五個ありて白色を呈し花後黒紫色の漿果を結ぶ。

【藥】 本植物は「シヤウリク」と稱し、古來漢藥とし重用せられたるものなり。近時藥用植物利用の法研究の結果其の効果あるところを列記すれば

一、利尿劑 本品の根を適宜煎用すれば効あり。

二、脚氣 叉本品の根を煎用し効あり。

三、腫物 本品の生葉を採り裏面を腫物に貼れば膿を吸出す効あり。若し乾きたる葉を用ふる場合は湯に浸し軟かにして用ゆべし。

四、本品の根より採りたる「エキス」は水腫病に利尿劑として用ひらる。漢方にて種々の水腫・張滿等に用ひらるゝが叉堕胎の患ありと。

五、梅毒 本植物の根をおろした汁液は梅毒に効ありといふ。


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