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東日本大震災と福島第1原子力発電所の事故発生後、原子力発電所に
依存しない発電所を訴えている、ソフトバンクの社長が、全国10ヶ所に
大規模太陽光発電所、メガソーラーを建設する検討に入ったそうです。
脱、原子力発電所構想を掲げる大阪府知事がソフトバンクの社長に共鳴し、
これをテコに7府県でつくる関西広域連合などと連携し、
総額約800億円を投じて、1施設当たり1万~5万kwのメガソーラーを
建設したい考えとのことです。事業費については、各自治体にも、
一部負担してもらうよう要請する方向とのことです。ところで、
太陽光が無い夜には、消費電力の数倍の電力を貯えて置く、蓄電池が
必要になるのですが、蓄電池が無い場合は、昼と夜の電力の使い分けが
必要になりますが、如何お考えでしょうか。また、1万kwの電力は、
標準家庭、約2500戸分で、5000人から7000人分の電気使用量と思いますので、
最大の5万kwのメガソーラーを10ヶ所作った場合、最大、50万kwとなり、
12万5000戸の電力を賄うことができます。一方、首相はフランス、
ドービル・サミットで、太陽光発電の普及など再生可能なエネルギーの拡大に
向けて技術開発を進める、サンライズ計画を表明する意向を固めたそうです。
福島第1原子力発電所の事故発生後、今後の日本のエネルギー政策の
道筋を示すのが狙いとのことで、具体的には太陽光発電のコストを2020年に
現在の3分の1に、30年に6分の1に低減させることを打ち出す方向とのことです。
近頃、原子力発電所に変わって、太陽光発電の話題が多くなりました。
ではまた、広報担当サマンサでした。
最近、長野市でも太陽光発電装置を販売する企業が増えています。
太陽光発電装置を扱う会社が増えている主な理由は、
エコ製品を購入すると政府が補助金をだすことになっていることと、
景気の低迷が続いていて、多くの企業が新規事業の参入を考えてのことのようです。
このため、太陽光発電装置の販売を始めた複数の会社から電話がかかってきます。
ウチでは100V、60Aを中部電力と契約して電力を使用していますが、
いくら投資すると、いくらの利益があるか、との質問に対し、少々お待ち下さい、と
待たされるのですが、即答できる人がいないようです。
それでも、100V、30Aなら、いくらになるか分かるというので、その説明を
お願いすると、場所によって違います、との回答が返ってきました。
さらに、電力を販売した利益は1ヶ月8000円くらいから22000円くらいに
なるそうですが、これまた、場所によって違いますとの回答が返ってきました。
最終的には、設置してみなければ分からないとの返事も返ってきました。
ウチの住所では快晴の日が幾日あって、曇りの日が幾日で、雨の日は幾日で、
曇りや雨の日の発電量はどのくらいあって、などなど知りたいことがたくさんあるのです。
さらに、太陽光発電装置をウチに設置すると設備を作るためと、その設備を
設置するために、どの程度のエネルギーが使われて、どの程度の炭酸ガスが
排出されるのか、との質問には、答えて頂ける会社がありませんでした。
太陽光発電装置を購入するとどの程度、地球環境が改善されるのかも
知りたいところなのですが、このような質問をする者はクレーマーとして
処理しているようです。そこで、各社の回答をまとめて見ると、
太陽光発電装置を設置して、何年経過すると採算が取れるのか計算して頂くと、
20年から30年程度との答えが多いようですが、蓄電池など消耗品や修理費も
必要と思いますが、それは考えてはいないようです。
太陽光発電設備で発電した電力を夜間に使うためには、蓄電池を設置して、
それに、充電しておいて、太陽光発電ができない日には蓄電池に溜めておいた電力を
使うことになるのですが、多くの会社の場合、蓄電池の設置は考えていないようです。
その蓄電池も、曇りや雨の日のために3日くらい太陽光が当たらないことを
想定して、暖房や冷房や調理器などを使用することを考えると蓄電池の金額が
高くなりすぎて太陽光発電設備を用いて、夜間に電力を消費することは
現実的ではないようです。それに、蓄電池の寿命は3年ほどとのことですが、
その交換費用も考えていないようです。まだまだ、質問があるのですが、
分かりやすい回答はもうしばらくかかりそうです。
ではまた、広報担当サマンサでした。