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アメリカ、カリフォルニア州にある、
バイオ企業、バイオアーツ・インターナショナルでは、
フロリダ州ボカラトンに住んでいる夫妻から依頼された、
愛犬のクローン再生を完成させて、
クローンの子犬を納品したことを明らかにしたそうです。
何か、愛犬に似た、ぬいぐるみを作って届けた感覚ですが、生きています。
依頼した、夫妻は15万ドル、約1350万円の費用を同社に支払ったと言うことです。
この夫妻は昨年1月、11歳の雄のラブラドル・レトリバーを癌で亡くしたそうです。
そのため、クローンを昨年11月中旬、この分野では先進国である
韓国の委託先の研究機関に依頼して誕生させたそうです。
同研究機関では、研究目的ではない、犬のクローン再生は世界で初めて、と言っています。
まあ、クローンは形や柄だけでなく、性格まで似るものなのかは分かりませんが、
ペットの私が言うことではありませんが、形や柄や大きさが同じでも、
性格まで同じクローンは、可愛いと思えるものでしようか。
それも、一挙に1000頭とか1万頭も作られたら、どうしますか。
色や柄や、大きさも少しずつ、違っていて、性格も、気が強いとか、弱いとか
少し、違っていた方が良いと思いませんか。
それに、1350万円は高くないですか、我々雑種の猫は無料でも引き取り手がありません。
ペットの私が言うのも変ですが、ペットにも、やっかみがあります。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、犬のクローンができるということは、猫でもできると言うことです。
と言うことは、当然、人間もできるということです。
またまた、と言うことは、1350万円払うと死ななくなると言うことでしょうか。
クローンができると、世の中が複雑になるような気がします。
先日、某知り合いの研究者が、新年会の酒の席で言っていましたが、
人間のクローンは犬より簡単だと言っていました。
難しいのは、法律の解釈の方だそうです。
クローンを作るための細胞は、自分を含めて、
サンプルが簡単に入手できるから、とのことです。
まあ、タダでも引き取り手がない我々、雑種の猫には関係のないことですが。
猫も人間も同じことができると思いますが、
世界で初めてクローン犬を誕生させた、
ソウル大学と提携する、韓国のバイオ関連企業、RNLバイオは、
アメリカの女性から、死んだ介助犬の複製依頼を受け、
犬のクローン化を受注したそうです。
契約金額は15万ドル、約1600万円とのことです。
ペットのクローン化は大きな市場になると云われています。
これにより、クローンビジネスは加速化が予測されます。
倫理面での批判がでることは避けられないと思いますが、
犬だけでなく、猫や人間の複製品も、同じ方法で可能だと思います。
本当は、人間の複製品の方が試料の入手が簡単ですし、
医学や科学に関わっている人は当然、実験してみたい研究課題だと思います。
犬の複製を依頼したのは、ロサンゼルスに住む身体障害者の女性で、
1年半前に死んだ介助犬の体細胞を保管していて、
クローン化を同社に要請したそうです。
来年2月までに、クローン犬を誕生させる契約とのことです。
この女性は、この時を待っていた、と喜んでいるそうです。
ソウル大学は2005年に、初めてクローン犬の誕生に成功し
1%以下だった成功率は現在、25%まで上昇し、
RNL社と協力し、クローン専門施設を設立したそうです。
我々、幾らでもいる雑種の猫は、
複製を依頼する人はいないと思いますが、寂しいです。
動物のクローンを誕生させることには、倫理的、法律的な問題があります。
出来てしまってから倫理や法律は動きを見せますが、
動物のクローンを人間の手で造ることが、
良いのか悪いのか、我々猫には判断できませんから、
またまた、神様のご意見も伺うことにしましょうか。
ではまた、広報担当サマンサでした。