HOME ▶ サマンサ日記
社団法人タバコ協会、の発表によると、
2008年に2458億本の紙巻きタバコが売れたそうです。
タバコは、買い置きしている人もいると思いますが、
何ヶ月分も持っているとは思えませんので、
売れた分だけ吸われたものとしても大差ないと思われます。
2458億本の紙巻タバコが売れたといっても、タバコを吸わない我々猫には、
多いのか少ないのか、良く分からないのです。
ですが、タバコを吸っている人が仮に1億人いるとすれば、
年間に2458本を吸うことになりますから、1ヶ月に204本で、
一日では7本と言うことになります。
何となく1人の人が吸っている本数が理解できるようになります。
実際に喫煙者が何人いるのか分かりませんが、
仮に5000万人とすると一日14本と言うことになります。
10年前の1998年には、年間3366億本売れたそうで、
2008年には2458億本になり、約1025億本減っています。
ですが、輸入タバコの販売量は1998年には、790億本だったのですが、
2008年には859億本で10年間に約70億本増えたそうです。
一方、売上金額は、1998年に4兆899億円で、翌年の1999年には
4兆2600億円となり、昨年2008年には3兆7270億円になっています。
売り上げで目立っているのは、輸入タバコで、
タバコの総売上の36%を占めています。
ここ10年間で、売上本数が3366億本から1025億本減っていますが、
売上金額は10年前の4兆899億円から
昨年の3兆7270億円で3629億円減っています。
売上本数の減った割には、金額の減り方が少ないのは、
輸入タバコの売り上げが増えていることと、値上げによるもののようです。
タバコの売り上げからは、たくさんの税金を頂いているそうですから、
健康に注意して、さらに、長生きして頂き、さらに、たくさんの喫煙をお願い致します。
ではまた、広報担当サマンサでした。
WHO、世界保健機関から、
喫煙による健康被害に関する、報告書が発表されました。
その中で、喫煙が原因となって死亡する人が、
21世紀中に、累計10億人に達すると予測しています。
日本の2008年の人口が、
約1億2000万人ですから10億人の多さが分かります。
報告書によると、肺がんや心臓疾患など喫煙を原因とする病気で、
20世紀には、約1億人が死亡したそうです。
現在、世界中の毎年の推計で、
540万人が喫煙のため命を落としているそうですが、
喫煙人口は途上国を中心に増加しているそうです。
このまま推移すると、死者の数は2030年には、
年間約800万人に増加する恐れがあると指摘しています。
喫煙人口を増やさない対策として、
タバコへの課税や価格の引き上げ、広告の禁止、
受動喫煙からの保護、危険性の警告、禁煙希望者への支援、
タバコの流行監視などと云ったことを考えているそうです。
特にタバコへの増税と値上げは、最も効果的な方法とのことです。
価格を7割引き上げれば、世界全体のタバコに起因した死者の、
最大4分の1の命を救える、と世界保健機関では試算しています。
タバコを値上げする事で、命が守られるのでしたら、
値上げして生まれる利益を、禁煙人口を増やすために使うことで、
さらに禁煙者が増え可能性がありますが、何か変な気もします。
高いお金を払って、害があり、さらに、
周囲の人にも害を与えてしまう、タバコを吸うことが、
猫には、とても理解できないことなのです。
ではまた、広報担当サマンサでした。