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まあ、人工衛星かミサイルかは分かりませんが、
今の日本では、北朝鮮が打ち上げます、と言ったら、
はい、分かりました、と言うしかないのです。
日本政府は北朝鮮の打ち上げを確認したら、即、情報を流すそうですが、
その情報を受けた日本国民は、どうしたら良いのでしょうか。
雨なら傘を広げるとか、軒先に入るとか、車に乗っていたらワイパーを動かすとか、
速度を落とすとか、方法がありますが、人工衛星かミサイルか分からない飛翔体が
ただ今、飛んできます、と言われても国民はどうすれば良いかが分かりません。
実は、本日4月5日、午前10時から近くの信濃21番の札所で
初縁日があり、お花見も兼ねて、みなさんでなおらいをしておりました。
帰ってきてから、防衛省からのネットニュースを確認しましたら、
5日午前11時半すぎ、北朝鮮から発射された飛翔体について、
発射時刻11時30分ごろ、北朝鮮から発射されたと第一報がありました。
東北から太平洋に通過したとの推定情報とのことですが、
迎撃措置は取らなかったとのことです。
打ち上げ後、陸海空の航空機15機が出動し、上空を通過した東北地方の被害の有無を
確認したそうですが、センサーでの飛翔体の追尾は11時48分ころ、
日本の東約2100㎞の太平洋上で終了したそうです。
防衛省は日本海に海上配備型迎撃ミサイル、SM3搭載のイージス艦2隻を展開、
東北と首都圏に地対空誘導弾パトリオットミサイル、PAC3を配備し、
万が一の落下に備えたが、飛翔体の日本上空通過後、陸上自衛隊市谷駐屯地に
配備されたPAC3は、ミサイル装てん装置が下ろされ、臨戦態勢を解いたそうです。
日本国民は有事の際には、アメリカ軍が何とかしてくれると言う
イメージがあったのですが、そんな気配は全くありませんでした。
日本政府は国民にも、外交的にも無難に過ごしたようです。
いやいや、このように感じたのは、猫の私だけかも知れません。
北朝鮮からの飛翔体に、日本は何もできないことも、日本と北朝鮮の関係や
アメリカと日本の関係など、いろいろなことが分かりましたが、
結果的に日本国民や日本の財産は誰が守ってくれるのかが見えませんでした。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、総理も防衛大臣も今日は、ホッとした気持ちで、
美味しくないお酒を飲んでいるでしょう。
三菱重工業は2009年1月23日、午後0時54分、
温室効果ガスを専門に監視する世界初の衛星、いぶき、など合計8衛星を
積んだH2Aロケット15号機を、種子島宇宙センターから打ち上げました。
いぶき、は16分後に切り離され、予定軌道の周回を始めたそうです。
H2Aの打ち上げ成功は9回連続とのことで、衛星8基も同時に打ち上げられ、
同時打ち上げの数も過去最多となったそうです。
宇宙航空研究開発機構と環境省が共同開発した、いぶき、は、
地球全体の大気中の二酸化炭素をきめ細かく観測する衛星で、
二酸化炭素の次に強い温室効果を持つメタンガスも同時に観測でき、
温暖化の進行を見極める研究などに役立つと期待されています。
このH2Aの打ち上げ費用を含めた総事業費は346億円と発表されています。
大阪府東大阪市の中小企業などが開発した、まいど1号、など
小型衛星7基も同時に搭載し、この内、小型実証衛星1型、雷神、まいど1号、
輝汐(きせき)、KUKAI、ひとみ、の6基は軌道投入が確認され、残り1基も
信号の確認作業を続けているそうです。
人工衛星の利用は今後、さらに、観測、監視、軍事、放送、通信、などに
実用化が進むものと考えられます。
これは、間違いなく日本の新しい産業になります。
自動車産業が低迷する中で、希望の光が見えてきたようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、さらに、人工衛星の次の日本の産業を考えましょう。
電気自動車も燃料電池も水素エネルギーも太陽光発電も
風力発電もまだまだ、未完成です。