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話題を代えようと思ったのですが
毎日、深刻な問題ばかりで変更できません。
65歳以上の高齢者が高齢者を介護する、いわゆる、
老老介護で親族などが同居して、在宅介護を行っている
世帯数の割合が介護を必要とする家庭全体の47.6%に上ることが、
厚生労働省の2007年、国民生活基礎調査の結果で分かったそうです。
介護する側を60歳まで引き下げると、
2004年、前回の調査の55.9%から59.1%に上昇したそうです。
厚生労働省では、在宅での介護の担い手の高齢化と、
世帯の小規模化が進んでいるのではないかと見ているそうです。
要介護者と同居している世帯で、
主に介護している親族の年齢を調べたところ、
全国調査では、65歳以上の高齢者のみか、
あるいは、高齢者二人で一人の介護をしている場合が多いようです。
このような、高齢者世帯は900万世帯を超え過去最高となったそうです。
一方、平均世帯人員は、2.63人と過去最低になったそうです。
介護といえば、三度の食事に、オムツの取り替え、お風呂の世話などですが、
どれも、大変な仕事で、力仕事でもあります。
子育てと違って、介護される側も、介護する側も、
将来の夢とか希望の無い生活を強いられているようです。
現代の姨捨山は身近に迫ってきているようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
北海道旭川市の介護施設で昨年10月、81歳の妻に頼まれて、絞殺したとして、
嘱託殺人罪に問われた被告の夫、89歳の判決公判が旭川地裁でありました。
裁判長は、家族らに相談や援助を求めておらず短絡的な犯行、としながらも、
妻から毎日、死にたいと云われ、睡眠も取れず過度のストレスがあり、
心神も正常な考えができない状態だったとしています。
妻をふびんに思って心中を図っており、心情や境遇に同情すべき点がある、として、
懲役3年、執行猶予3年を云い渡したそうです。
妻は認知症などを患い、以前から精神的に不安定だったと云うことです。
また、寝たきりの妻を絞殺したとして、千葉県警鴨川署は、
同県鴨川市京田の無職の容疑者、87歳を殺人容疑で緊急逮捕したそうです。
調べでは、容疑者は自宅寝室で眠っていた妻、82歳の首を
浴衣の腰ひもで絞めて殺害した疑いとのことです。
妻は13年前の交通事故の後遺症で寝たきりになっていたそうで、
容疑者も昨年から介護疲れで体調を崩していたということです。
調べに対し、家族に、これ以上、迷惑を掛けたくなかった、と云っているそうです。
何れの場合も、当事者でなければ理解できないことがあると思いますが、
行政では何もできなかったのでしょうか。
されに、ご近所の人とか、親戚の人などの手助けはなかったのでしょうか。
声をかけるだけでも、事件は起きなかったと思うのです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
90歳を越えた、おばあちゃんが大人のオムツを使い始めました。
生活に支障があるほどではないのですが、
歳を取って、オシッコやウンチのタイミングが分からなくなったようで、
時々おもらしをしてしまうようになりました。
子供たちに勧められて、大人用のオムツを使うようになりました。
ですが、このおばあちゃん、使い捨ての大人のオムツは、
もったいないからと、洗濯して使うことを考えました。
全自動の洗濯機の取り扱い方法が分かりません。
昔使った、二槽式の洗濯機があれば、
自分で自分のオムツを洗濯したいと思っています。
先日、自分のオムツをお風呂で手洗いして見ましたが、
大人のオムツというのは、吸水性プラスチックが使われていて、
水を吸い込むと、ビックリするほど重くなり、
おばあちゃんには動かすこともできなくなってしまいました。
嫁にも、息子にも、孫にもバカにされたり、怒られたりしていますが、
おばあちゃんは、自分のオムツを自分で洗いたいのです。
ですから、おばあちゃんが若い頃使っていた二槽式の洗濯機が欲しいのです。
家族の洗濯物と一緒に洗えませんので、
自分がそっと使える二槽式の洗濯機が欲しいのです。
それにしても、あのごわごわの大人のオムツは
木綿の浴衣を再利用した昔のオムツの柔らかさやはないそうです。
それに、大人のオムツは使い捨てなのですが、
おばあちゃんは、自分が使うオムツを、使い捨てすることが許せないのです。
90歳を過ぎた、おばあちゃんの悩みが続いています。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、二槽式の洗濯機では、子供や孫のオムツも洗いました。
オムツだけでなく、サトイモを洗ったり、銀杏を洗ったりもしました。
二槽式の洗濯機が便利だった記憶がおばあちゃんにはあります。