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一外の句碑
思ふ旅路や
古郷を 花の空
一外
故郷を 思う旅路や 花の空
一外 本名 西澤和兵衛 別号好風亭
天保六年保科生 明治三十八年没
明治三十三年三月有志中建立
はせを翁
更科の郡かな
十六夜もまた
十六夜も まだ更科の 郡かな
芭蕉 正保元年伊賀上野生 元禄七年大阪没
天保十余年翁忌百五十回造立
昭和三十九年再建
長野市篠ノ井、若穂保科1。峰村時彦の句碑
峰村時彦の句碑 □
色や香は 時彦
夢なり蓮の
枯姿
色や香は 夢なり 蓮の枯れ姿
時彦 若穂保科生。明治二十三年没
月庵。大正七年一月 峰村内和外有志 建立
長野市篠ノ井、東福寺2。小山梅○の句碑
小山梅㬢の句碑
二世不老居
芽柳や
ぬかるみがちの
飛ろひあし
芽柳や ぬかるみがちの ひろいあし
梅㬢 嘉永元年十二月五日東福寺中沢生
大正七年十一月二十三日没
不老居二世 昭和十四年十二月門弟、世話人
鸞栖建之
長野市松代町、東条2。山野井国彦の句碑
山野井国彦の句碑
月天心蛼 二世石菖庵
国彦
鳴いて もの静
月天心 こおろぎ鳴いて もの静か
国彦 松代町東条上荒町生 昭和十九年五月没
石蕉庵二世 昭和十五年門弟建立
滝澤芦翆の句碑
芦翆
とし多つや
千山萬かく
みな阿ら多
年たつや千山萬かく みなあらた
芦翆 文久二年九月五日松代町東条荒町生
昭和七年一月二十四日没 十万石吟社主幹
昭和二十九年四月 十万石吟社建立
発句塚 芭蕉の句碑
可本に似ぬ
發句も出よ は津桜
かほに似ぬ 発句も出でよ はつ桜
芭蕉 正保元年伊賀上野生 元禄七年大阪没
天保二年世話人丸山ノ左外門弟建立
丸山ノ左の句碑
赤〱斗
志久る留
寉の 頭可那
赤々と しぐるる 鶴の頭かな
ノ左 寛政十二年松代町西寺尾生 明治二十四年没
月院社二世 明治十四年門弟建立
平林梅一の句碑 □
疑かふな 皆行先は 月守園梅一
神路山
疑うな 皆行く先は 神路山
梅一 天保三年十二月若穂保科生 大正六年十一月没
月守園 昭和五年十二月平林光治郎 坂口美雄建立
長野市篠ノ井、会2。芭蕉松想の句碑
長野市篠ノ井、会2。芭蕉松想の句碑
芭蕉句碑
芭蕉翁
物いへは唇
寒し秋の風
芭蕉 正保元年伊賀上野生 元禄七年大阪没
芭蕉句碑西側面
冬日庵一夜庵松想
和やかに村を巡りて稲かほる
松想 明治二十二年十月七日篠ノ井会生
昭和四十七年六月十三日没 昭和三十七年十月
建主冬日庵六世山岸松想 賛助蕎麦の花社等 建立
長野市篠ノ井、会1。月国の句
竹内月国句碑
冬日庵月国
太箸や
吉野の旅も
一握り
月国 天明四年篠ノ井会生 慶応二年没 八十一歳
冬日庵三世 月国書
何木塚(なんのきづか) 芭蕉句碑
はせを翁
何の木の花とは
志らす
におひ哉
何の木の花とはしらずにおい哉
芭蕉 正保元年伊賀上野生 元禄七年大阪没
東福寺中沢 明治三十二年不老居連建立
不老居二世小山梅㬢書