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医学は算術と言っていた政治家がいましたが、
不況の影響で、患者が激減している歯科医院が多くなっているそうです。
この1年で4割の歯科医院で患者が減少したそうです。
もちろん、不況になったからといっても、歯科医院で受診したい人が
減ることはありませんが、患者が減少している原因は、
治療費の負担が大きいことが主な理由のようです。
このため、義歯を作っても受けとりに来なかったりするなど、歯科医院も大変のようです。
私もそうですが、痛みが伴う急性症状以外は、歯科医院にいかない人が多いそうで、
それも、軽い痛みなら、2人に1人は受診しないという調査結果もあるそうです。
そうでなくても、歯科医院での治療には、少なからず痛みを伴いますから、
少々の痛みなら、いきたくない気持ちも分かります。
その上、治療費もかかるのですから、歯科医院離れは著しいようです。
2008年6月の患者数が、2007年6月に比べて減った歯科医院が約4割で、
変わらない歯科医院は4割とのことで、増えたと答えた歯科医院は
2割弱に留まっていたそうですが、その後、さらに金融危機や経済危機が
進みましたから、今年の減少はさらに多くなると考えられます。
まあ、歯が痛くても命にまで影響することは無いようですから、
痛みはひたすら我慢しているようです。
特に目立つのは、初回以降の受診回数が減っていることだそうで、
痛くなくなれば歯科医院にいかない患者さんが多いようです。
さらに、歯科医院は今、過剰気味で、厚労省調査によると、
全国でコンビニの1.5倍以上の7万ヶ所があるそうです。
私も先日、奥歯が痛くて歯科医院にいきましたが、予約してから1週間かかりました。
師走のためか混んでいたようですが、次回は2月になってからと言われました。
混んでいる歯科医院もあるようです。
それに、ダイエットをしたら、歯茎も痩せるそうで、入れ歯の入れ替えを奨められました。
歯が痛かったのですが、S君に誘われて、ちょっと飲んだら歯茎が腫れてしまいました。
歯が痛いときは、お酒を控え方がよいです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
死んだラットの心臓を薬剤処理して型枠として、
内部に誕生したばかりの、ラットの子供の心臓から採取した
細胞を注入して実験器具内で培養したところ、
拍動して機能したと、ミネソタ大学の研究チームが、
アメリカ医学誌ネイチャー・メディシンの電子版に投稿したそうです。
当面は、この実験成果をラットの体内で実現することが課題となるそうですが、
将来、心臓移植手術が必要な患者を対象として、
死亡者の心臓に患者自身の幹細胞を注入して再生し、
移植できれば、ドナー不足問題がある程度、解決できる可能性があります。
この技術を肝臓や腎臓や肺に応用する研究も進めているそうです。
このまま、医療技術が進んで、死亡する人がいなくなったら、
医学や医療の問題ではないかも知れませんが、
他界する人がいなくなるのも問題です。
猫のうらやみですが、長生きするには、
少なからずお金がかかりますから、
お金持ちが長寿で、貧乏な人は早死にすることには問題がありませんか。
これは、すでに始まっているのかも知れません。
また、ベットに寝たきりで、チューブを付けたまま、長生きしているのも問題です。
今後、さらに医療技術が進むと、亡くなる方がいなくなります。
ではまた、広報担当サマンサでした。