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政府は、尖閣諸島の行政管轄権を持つ沖縄県石垣市が求めていた、尖閣諸島への
上陸を認めない方針を石垣市に伝えたそうです。尖閣諸島にある5島の内4島は
民有地で、政府が借り上げて管理しているそうです。
政府が上陸を認めない理由について、政府は、平穏かつ安定的な
維持管理のためという政府の賃借目的を総合的に勘案した、としています。
石垣市は尖閣諸島の固定資産税課税のための実地調査や生態系の把握などを
理由に上陸許可を求めていました。
ところで、勘案、という意味を知らなかったので調べてみました。
使用例として、会社が社員を採用する場合、当社では、筆記試験の成績に加え、
面接での印象、経歴などを勘案して採用者を決めています、などと使うそうです。
不採用にする場合など、言いにくい時に便利な言葉のようです。
みなさんは、勘案の意味をどのようにお考えになりますか。
ではまた、広報担当サマンサでした。
沖縄県石垣市尖閣諸島の日本の領海内で、海上保安庁の巡視船に
中国漁船が衝突した事件で、中国人船長を公務執行妨害の容疑で逮捕したそうです。
日中両国は、お互いの外交ルートを使って抗議を行ったそうですが、
両国が主権を主張しあう海域での事件が、両国の関係全体に悪い影響を
及ぼすことのないように、偶発的な事件として、
静かに処理しようとする姿勢は共通しているとのことです。
正体の解らない生物同士が、お互いを針や棒で突いてみて、
各々の反応を調べているようですが、何時までも、
突いて反応を見ているだけでは、前に進みません。
尖閣諸島の問題は、長いこと結論がでずに、突きあっているようですが、
沖縄県は、第二次世界大戦後、サンフランシスコ講和条約で、
潜在的な日本の主権を認めながらも、1952年4月28日から、
アメリカ合衆国の政権下に置かれるものとされました。
その後、1972年(昭和47年)5月15日、戦後27年間続いた、
アメリカ統治時代が終わり、沖縄は日本に復帰しました。
尖閣諸島は、沖縄県が琉球国であったときは誰のものだったのか、
1952年4月28日から、アメリカ合衆国の政権下に置かれていた時には、
誰のものだったのかなどが解決の糸口のようです。
今回の事件について、日本政府は、我が国の法律に基づいて厳正に対応していく、と
述べたそうです。これが、日本が針や棒で突かれた時の反応です。
合わせて、官房長官も、そもそも尖閣諸島問題について、
領土問題は存在していない、と改めて発言がありました。
日本は、繰り返し、変化のない、アナウンスをする必要があります。
日中関係を停滞させることは、経済や文化など多くの分野でマイナスになることを
両国は十分理解していますが尖閣諸島の地下資源も
両国の動揺を引き起こしているようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、日本には、この他にも、領土問題が存在しています。