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ロイター紙によると、マサチューセッツ工科大学の研究者らが、
地球温暖化による気温上昇が、6年前の予想の2倍になる可能性があるとの
研究結果を発表しました。
2100年までに、地球の平均表面温度は5.2℃上昇する可能性があると指摘しています。
2003年の予想では、上昇温度は2.4℃だったそうです。
今回の研究結果は、アメリカ気象学会の専門誌、Journal of Climateに発表され、
前回2003年の予想との違いは、経済モデルの改善と最新の経済データを
反映したためだとしています。
この、経済モデルの改善と最新の経済データを反映させると、
なぜ、地球の平均表面温度が上昇するのかが、猫の私には分からないのですが、
まだまだ、化石燃料の消費が、再生可能なエネルギー消費よりも
多いためではないかと想像していますが、実際のところは分かりません。
地球温暖化で利益がある産業を考えて見ましたが、やはり、農業なのでしょうか。
厄介者の地球温暖化を上手く利用して、今までより暖かくても
栽培出来る作物は稲のようです。
沖縄県の石垣島でも、台湾でも二期作が可能のようですし、九州や四国でも
二期作ができる地域がありますから、今後、温暖化が進むと長野県でも
二期作が可能になると思われます。
さらに、炭酸ガス濃度が上昇して、さらに、気温が上昇すると、
何もしなくても、炭酸同化作用の効率が良くなり、米の収量が上がると思うのですが、
間違いでしょうか。
また、二期作、三期作が可能になると、またまた、米が過剰になり問題になります。
猫の私には、計算出来ませんが、稲作の回数を増やすと、
炭酸ガス濃度は低下すると思われます。
炭酸ガスを低下させるのは植物にお願いするのが
一番良い方法と思うのですが如何でしょうか。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、地球温暖化がさらに、進むと米の収量も自然に上がり、
またまた、過剰米が問題になります。
これも地球温暖化の影響とのことですが、
九州産のハウス栽培のナシと関東産の露地もののナシの出荷時期が競合して
価格低下を招き、双方で、栽培品種の変更が強いられているそうです。
以前も話題にしましたが、青森県のリンゴと長野県のリンゴの
出荷時期も重なって、双方に価格低下が起きています。
メロンや西瓜やイチゴなども出荷時期が重なり
価格低下を招いているものが多くなっています。
栽培期間が長い柑橘類は早生と晩生の栽培品種を上手く利用することで
労働の振り分けをしたり、温暖化を利用して出荷時期を調整したりして、
新しい特産品としての出荷を考えている地域や栽培者がいるそうです。
千葉県や茨城県など関東産の生産量が圧倒的に多いナシは、
ハウスものに限れば、福岡県、佐賀県の両県が全国の約4割を占めているそうです。
東京都などのお盆時期には、贈答用として1㎏700円以上で
出荷されるそうですが、最近になって、8月上旬から出回る関東産の露地ものの
出荷時期が早くなり、九州産のハウスものと競合するように、露地ものが出回ると
ナシの出荷価格は1㎏200~300円台に値下がりするようになってきたそうです。
ハウス栽培はコストが割高な上、東京都から遠い九州から運ぶと
流通費用もかかり不利になっています。
このような現象は、花芽が成長する2月、3月の気温が高くなったことが、
原因とのことです。
このため、関東産のナシの流通量が減ってくる10月に収穫して、
低温貯蔵で年明けの1月頃まで保管可能な晩生種の王秋に栽培品種を変更して
栽培を続けている栽培者が増えてきたそうです。
問題は、新しい品種に植え替えた場合、実が付くまでに数年かかるため、
その間の収入をどうするかとか、栽培者の多くは高齢化と後継者不足に悩んでおり、
思い切った変更ができない栽培者も多いようです。
ですが、これからの農業には地球温暖化をマイナスに考えるのではなく、
利用する考え方が主流になりそうです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
日本の今世紀末の平均気温は、20世紀末に比べて、
最大4.7℃上昇するとの試算を環境省が発表しました。
人間の体温だったら、風邪を通り越して、間違いなく重症です。
気温の上昇幅は、二酸化炭素など温室効果ガスを出す、
経済活動に左右されるため、エネルギー多消費型、
化石、自然エネルギーバランス型、
また、環境保全型の3つのシナリオを想定して、
2070~2099年の平均気温は1961~1990年と比べ、
最も二酸化炭素の排出量の少ない環境保全型でも、
1.3℃上昇し、エネルギー多消費型だと
最大で4.7℃上昇するとのことです。
温度上昇は、高緯度地域ほど大きく、
北海道では、最大5.8℃上昇すると予測されています。
まあ、これから90年も生きていることはありませんが、
90年後の地球人に、失礼の無いように生活しようと思います。
化石燃料を好きなだけ使って、
100年後の地球や人や動物や植物にまで、
迷惑をかけることの無い生活をします。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、実は私、サマンサは寒さが嫌いです。
一般的に猫は、寒さは苦手です。
炭のコタツより、電気コタツが良いですねえ。
炭のコタツは一酸化炭素がでて危ないらしいです。
その点、電気は温度調製がスムースで良いですねえ。