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脊椎動物の30%が減少しているそうです。
地球上の脊椎動物の個体数が1970年から30%減少するなど、
生物多様性の損失に歯止めがかからない深刻な実態であることが
国連生物多様性条約事務局の報告書で明らかになったそうです。
生物多様性が損なわれた理由は、生息地の改変、乱開発、汚染、
外来種の侵入、気候変動などで脊椎動物(魚類・両生類・爬虫類・
鳥類・哺乳類)の個体数は1970年から2006年の間に平均して
31%減少し、特に熱帯に生息する動物は59%が減ったそうです。
生息地が耕作地や牧草地に転換するために破壊されたところが多く、
両生類は42%の種で個体数が減少し、最も絶滅の危機に直面しているそうです。
また、植物では約4分の1が絶滅危惧種と考えられるそうです。
さらに、地球温暖化に伴う海の酸性化や海水温の上昇など複合的な原因で
熱帯サンゴ礁の生態系破壊が進むと、何億人もの生活や食が脅かされるそうです。
報告書では、生物多様性は過去1万年に渡り人類の生活を支えてきたそうですが、
今後もその生物多様性の恩恵を受けられるかどうかは、
これから20年の取り組みにかかっていると指摘しています。
もちろん、取り組みをしなければいけないのは人間です。
このままだと、人間も絶滅危惧種へ仲間入りすることになります。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、増えているものは目立ちますが、減っているものは目立ちません。
各紙によると、世界の科学者や政府機関などでつくる、
国際自然保護連合は、絶滅が危惧されている野生生物が、
2008年より363種増えて、1万7291種になったとする、
2009年のレッドリストを公表したそうです。
これは、今回、生息状況を調査した4万7677種の36%にあたるそうです。
すでに絶滅、または野生で絶滅した種も6種増えて875種になり、
生物多様性が失われる危機が依然続いている状況とのことです。
今回の調査で植物の7割、両生類の3割が
絶滅危惧種に分類されているそうです。
森林伐採や水質汚染、狩猟などが主な原因とみられているそうです。
図鑑でしか見たことはありませんが、80年に1度、
種子をつける植物、パイナップル科のプヤ・ライモンディは
南アメリカのアンデス山脈に自生しているそうですが、
家畜による被害や気候変動で絶滅の危機にあるそうです。
また、昨年まで絶滅危惧種だった両生類キハンシヒキガエルは
タンザニアのキハンシ渓谷にのみ生息しているものですが、
上流域に、ダムが建設されたため激減し、
さらに、カエルツボカビ症で野生では絶滅したそうです。
近くにいて、正確に観察したことが無いのですが、間違いなく
ブドウ畑やリンゴ畑に生息している雑草の種類が変化しています。
雑草は変化しているのですが、
今まで、そこに何が繁殖していたかが分からないのです。
我々は大丈夫でしょうか。
ではまた、広報担当サマンサでした。
何時もお世話になっている、おじさんも確か、人間だったと思います。
人間が原因で、地球上のほ乳類の4分の1が絶滅の危機にあるそうです。
国際自然保護連合は絶滅危惧種を掲載している、レッドリストを見直しているそうです。
全哺乳類の調査は1996年以来、12年ぶりとのことで、
世界130ヶ国の専門家、約1800人が参加、協力して、
世界の哺乳類5487種の分布や保護の状況を、5年間かけて調査したそうです。
その結果、1500年以降、少なくても76種の哺乳類が絶滅し、
動物園などで保護されて生き残っているもので、野生ではすでに絶滅したのは、
中国のシフゾウとアフリカ、サハラ砂漠などのシロオリックスとのことです。
現在、少なくとも1141種が絶滅の危機にあり、
情報が不十分な種を考慮しても、その割合は約4分の1に上っているそうです。
最も危険度の高い、1A類は188種に上るそうです。
このうち中国のヨウスコウカワイルカなど29種は、
すでに絶滅した恐れがあるということです。
また、初めて評価対象とした、海洋哺乳類120種については、
約3分の1が絶滅の恐れがあるとしています。
陸上では、東南アジアで霊長類の79%が絶滅危機にあるそうです。
また、保護活動によって絶滅危惧種の5%が
野生個体数の回復の兆しが見えると分析しています。
最新の絶滅危惧種に、哺乳類を含む動植物4万4838種のうち、
38%の1万6928種が分類されると発表しています。
この中には約500年間、絶滅したと思われていたが、
昨年、発見されたため、絶滅危惧種に分類し直された、
トカゲの一種も含まれているそうです。
ところで、我々猫の中にも、絶滅しそうな種類がいますが、雑種は大丈夫のようです。
問題は、我々ペットの猫は、人間から餌をもらって生きていますので、
その人間が絶滅危惧種になると困るのです。
今、人間の間では少子化、少子化と大騒ぎしていますので、
このままだと、人間も自らを絶滅危惧種に指定するかも知れません。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、我々ペットの猫は、餌を栽培したり、飼うことができません。
これからの猫には、養殖できるネズミとかマグロの研究や、
猫にもできる、マタタビの栽培方法を勉強しておく必要があります。