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おかげさまで心配していた、北京オリンピック、
長野聖火リレーが異常な警備の中で通過していきました。
長野市民は、自分たちの主張をしたと思いますし、
また、善光寺も世界に、静かな強力なエネルギーを発信したと思います。
長野市は泣きたい、辞めたい、気分だったと思いますが、
合格点を上げたいと思います。
チベット問題を大切なことと主張する人たちも、
静かな中に大きな力を感じました。
問題は、長野市を6時間ほど占領した、
中国関係者の行動には不満が残りました。
ようやく、長野市民は静かな生活に戻れます。
明日は、忘れていたお花見をしましょう。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、長野県や日本国政府のコメントはありましたか、
そう、声が小さくて聞こえませんでした。
先日からお知らせしていますが、
おかげさまで、我々、長野市民や日本国民は世界に恥をさらさないで済みます。
ニュースによると、長野市で開催される北京オリンピックの聖火リレーで、
4月26日、出発式が行われる予定だった善光寺では
昨日4月18日にリレーの出発地を辞退する考えを長野市に伝えたそうです。
長野市は、これを受けてルート変更することを決めたそうです。
チベット問題への抗議から、聖火リレーは世界各地で計画変更や混乱が続いており、
長野市でも開催日を目前にして、コースが変更されるようです。
昨日、善光寺の幹部らが長野市役所を訪れ辞退を申し入れたそうです。
理由について、記者会見した善光寺事務局の寺務総長は、
チベットの宗教指導者が立ち上がり、それに対し中国が弾圧しているので、
仏教の寺として考えた、とし文化財や一般信者の安全上の問題に加え、
チベット問題が理由であることを明らかにしたそうです。
辞退は特別会議で決まったそうで、善光寺の総意とのことです。
さらに、チベット人と同じ仏教徒との気持ちが強かった、と話したそうです。
善光寺は創立の時期は不明とのことですが、境内からは白鳳期の瓦が発掘されており、
7世紀後半には、すでにかなりの規模の寺院が建立されていたと見られています。
本堂は無宗派で、国宝に指定され、年間の参拝者数は約600万人とのことで、
1998年の長野冬季オリンピックでは、善光寺の梵鐘の音を合図に開会式を始めました。
日本政府も人の顔色ばかり窺っていないで、
日本政府の考え方を世界に発進して欲しいものです。
我々も、オリンピックやオリンピックの聖火リレーの意義を勉強したり、
チベット問題のことも知る必要があるようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
今、長野市田舎地区の話題は、ジャガイモを何時植えるか、とか、
杏や梅や桜の花が何時咲くか、とか、籾を何時撒くか、とかです。
それに、村の主力産業である、りんごの花が何日に開花するか、です。
毎年、こんな話題で過ごしている、長野市田舎地区に、
降って湧いた大問題が発生しています。
といっても、問題にしているのは、関係者だけかも知れませんが、
長野市田舎地区を、北京オリンピックの聖火リレーが通過するのです。
なにせ、長野市田舎地区の住民は、(私だけかも知れませんが)
北京オリンピックはともかく、チベット問題を論議するほどの、
ニュースも知識も持ち合わせてはいません。
昨日までのニュースによると、北京オリンピックの聖火リレーに対し、
チベット問題で中国政府の対応を批判する人たちが、
各国で抗議行動を起こしているそうです。
聖火リレーの日本通過は、今月4月26日に、長野市内をリレーされることになっています。
ですが、長野市田舎地区では、まだまだ、対応ができていません。
聖火はスムースに通してあげたいのですが、チベット問題が人権問題とすれば、
当然、見逃すこともできないのです。長野市民は、長野県民は、
いや、日本国民は人権問題には関心がない、と思われても困るのです。
聖火リレーを妨害せず、むしろ歓迎して通して、
チベット問題も無視しない方法を考える必要があります。
チベット騒乱で、中国当局の人権弾圧に抗議して、ロンドンでは
30人以上の逮捕者がでたそうですし、パリでもフランス治安当局は警官ら、
約3000人を動員して警戒に当たったそうです。
フランスでは、デモ参加者と衝突が相次ぎ、多数の負傷者がでたそうで、
聖火リレーへの妨害を避けるため、2度にわたって聖火の火が消され、
リレーが中断され少なくとも、5人が逮捕された、と報道各社は伝えています。
別の報道でも、聖火リレーはセーヌ川沿いのエッフェル塔を出発し、
凱旋門やシャンゼリゼ大通り、ノートルダム寺院などを、約80人がリレーし、
約28㎞先のシャルレティ競技場を目指した。
聖火ランナーの周囲を、中国人の警備員や警察官らが、二重三重に取り囲んで併走し、
さらに、その外側をオートバイ65台が併走する、異様な警備態勢が取られた。
しかし、開始から200mでデモ隊と衝突し、安全上の理由で聖火が消され、
聖火は、混乱が収束するまで伴走するバスの中に移された。
さらに警察官らは、デモ参加者が掲げる、チベット国旗を畳むよう指導した。
チベット人支援者らは怒りをあらわにして、パリ市内は各所で騒然となった、
と伝えています。
長野市では、善光寺が出発地点なのですが、宗教団体の善光寺は、
北京オリンピックへの対応や人権問題とされる、
チベット問題をどのように対応するかを論議していることと思われますが、
世界中のカメラの前で、善光寺も長野市も世界に羞じない対応をお願い致します。
そんなわけで、長野市田舎地区では、
しばらく、北京オリンピック聖火リレー騒動が続きます。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、特に、この件については、皆様からのご意見をお待ちしております。