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電気自動車の最大の欠点は走行距離が短く、充電に時間がかかり、
1日に300㎞以上も走行するタクシーには向かないと考えられていました。
ところが、電気自動車を採用しているタクシー会社があります。このタクシー会社では
充電した電池と交換することで、走行距離のハンデーが無くなり、さらに、
ドライバーは会社や車庫に戻った時間に、食事や休息が取れるようになり、待機中の
ドライバーが乗務して車を空けることなく、24時間営業が可能にしているそうです。
現在使われている車両は日産自動車のデュアリスという車種を東京アールアンドデーと
いう会社が改造したものとのことです。交換可能な蓄電池はアメリカ製の電池で、
容量は17kWhで、1回の充電で70~80km走行するそうです。
六本木ヒルズのタクシー乗り場を起点とし、港区周辺で営業を行っているそうです。
電気自動車は電池の価格が問題になっていますが、お客さんの実車走行コストは、
ガソリン車の10分の1程度とのことです。自家用車に比べて走行距離の長い
タクシーは、燃料コストが高い分、低価格で走行出来るそうです。
このため、高い電池の価格が吸収できるそうです。このため、走れば走るほど採算性が
上がるそうで、タクシーのように24時間営業の車はさらに、利益率が良くなるそうです。
また、現在、車種が少ない分、バッテリーの種類も少なく、また、予備部品も少なく、
メンテナンス工場でもエンジンテストに、騒音がでないため住宅街でも問題ないそうです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
知り合いに、自分のお気に入りの車があって、その車が故障しても、故障しても、
修理しながら乗り続けている人がいます。その車は、デザインが
優れているわけではありませんし、車の性能が良いということでもないのです。
長い間、乗り続けている理由を本人に聞いてみたら、あまり長い間、
乗っているので忘れてしまった、と言っていました。その車は、軽三輪車の
ダイハツ・ミゼットで、昭和32年8月に販売開始した車で、全長2565mm、
幅1265mm、高さ1290mm、定員2名、排気量250cc(最初は199ccだったと思います)、
10馬力か12馬力、棒ハンドルか丸ハンドル、最高時速80㎞/h、
燃費30㎞/ℓ、積載量100㎏くらいだったと思います。
このダイハツ・ミゼットは発売当時約20万円の車で、数年に一度、
数万円をかけて修理して、10年に1度くらい塗装をして乗っています。
この車は、転倒しやすい車で、高速道路を走れないのか、一般道路を走っています。
北九州市の自動車整備会社で、お気に入りの中古車を電気自動車に改造する
取り組みを始めたそうです。第1号のデモ車が車検に合格したそうで、
改造費は約150万円かかったそうです。電気自動車は走行距離が短いなどの
問題も多いのですが、どんな車でも改造してくれるそうで、同業者らから
問い合わせが相次いでいるそうです。同社によると、デモ車は1200ccの小型車で、
エンジンルームからエンジンを取り外して、モーターや電池などを取り付け、
最高時速は110㎞で、給油口に付けたコンセントを使って家庭用の電源で
充電できるそうです。電池は小型車の場合は鉛電池6個を用いていて、
新車のハイブリッド車や電気自動車が使っているリチウムイオン電池に比べ、
安価で入手しやすいそうですが、重くて走行距離が短いなどのデメリットがあるそうです。
フル充電には約4時間必要で、1回の電気代は約100円とのことです。
走行距離は約70㎞で、エアコンを使用すると約30㎞となるそうです。
病院やスーパーなど自宅周辺だけを走る場合は、1回の充電で約3日間は乗れるそうです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
先日、下記のような電気自動車の話題を書きました。
『必要最小限の電気自動車は、2.66kWh動力用バッテリーに、駆動用モーターは
最高出力が55kW、それに、発電専用エンジンと発電機は658ccで40kW の性能で、
充電は家庭用電源を用いて約3時間でOK。』この電気自動車の構造が気になって、
ウチにある発電機の重量を調べて驚きました。消音型の軽油の発電機で、
出力は3kWで99㎏の重量があり、必要最小限の電気自動車には40kWの発電機が
登載されますので、単純計算で40kW の発電機は1316㎏になります。軽油の発電機は
軽油の他、廃天ぷら油などバイオマス燃料の実験に使うために用意してあるものですが、
これを、必要最小限の車に乗せて走ることはできません。発電機だけでも、
コイルの銅線を軽くしたり、マグネット用の鉄を軽くしたり軽量化が必要です。
研究が進んでいると思いますが、ウチにある発電機の10分の1程度の重量にすることが
可能なのかどうか知りたいところです。駆動用モーターも55kWとのことですから、
4輪に振り分けても、1輪当たり13.75kWで1個50㎏でも、200㎏くらいの重量になると
思います。それに、動力用バッテリー2.66kWhは、12Vとか24Vで考えても、
120Ahのバッテリー6個とか7個の合計重量は150㎏くらいになると思います。
必要最小限の電気自動車は、ただ今、軽量化中だと思いますが、軽トラックの荷台に
1000㎏以上の荷物を積んで走ることはできません。必要最小限の電気自動車の
詳しい構造や重量を知りたいものです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
日常、必要最小限の移動を電気自動車で走行することを想定して、発電専用エンジンと
発電機、動力用バッテリー、駆動用モーターを内蔵して、家庭用電源で
動力用バッテリーに充電して走行できる車の開発が進んでいるそうです。
フル充電した場合の走行可能距離は約20kmで、短距離使用が中心のユーザーであれば
ガソリンを使わずに、料金の安い深夜電力の充電だけで走行できる車を
想定しているそうです。開発しているのはスズキ自動車で、自社の軽自動車や
コンパクトカーのユーザーを調査した結果、1日の走行距離が20km以下のユーザーが
60%以上を占めていることが分かったそうです。この調査結果を基に、高価でスペースを
占有しているバッテリーの容量を2.66kWhと最小限にして、低コストでスペースを
優先した車を開発しているそうです。エンジンは発電専用で、発電機からの電気や
バッテリーに蓄えられた電気で、モーターを駆動して走る車で、658ccの
軽自動車用エンジンを発電専用に用い、最大出力は40kWで発電機の発電量も
同じく40kWとのことで、駆動用モーターの最高出力は55kWとのことです。また、
バッテリーは100Vで約3時間、200Vでは2時間ほどでフル充電できるそうです。
電気自動車はバッテリーの電気が無くなると動けなくなることが欠点でしたが、
電池の残量が少なくなるとエンジンを起動して、発電しながら走行できる構造の車です。
バッテリー充電ステーションが普及するまでのエコカーとして、個人ユーザーでも
使いやすい現実的な車とのことです。それにしても、車を電気で走らせるためには、
40kWの発電機が必要とのことですが、家庭用の太陽光発電装置などは、1軒当たり、
3kWとか4kWですから、軽自動車でも10軒から13軒ほどの
電気を使っていることになります。
ではまた、広報担当サマンサでした。
中国のBYDは、アメリカのデトロイトモーターショーで、
同社が開発した電気自動車、e6を年内にアメリカで、
ガソリン車と同等の価格で発売する、と発表がありました。
想定はしていましたが、日本にとっては、ちょっと早すぎるようです。
BYDの電気自動車e6は、1回の充電で250マイル、約400㎞走行できるそうで、
やはり、日本とアメリカで電気自動車の発売を予定している、
日産自動車にとって、強敵が現れたことになります。
日産自動車は販売を予定している、電気自動車leafに、
電池をリース方式にして貸し出し、
車本体は、ガソリン車と同等の価格にする、と発表しています。
中国のBYDが発表した電気自動車e6は、
ミニバンタイプの5人乗りの電気自動車で、今年、後半に
アメリカで発売する計画を明らかにしました。
価格や販売目標は示していないそうですが、
ガソリン車と同等の価格で提供する、と発表しています。
また、1回の充電で400㎞以上の走行が可能とのことで、
アメリカではゼネラル・モーターズや日産自動車も
今年の後半に電気自動車を発売する計画を立てています。
また、アメリカ政府は、アメリカの石油に依存するエネルギー構造を
見直す機会として、電気自動車の普及に期待しているそうです。
日産自動車は、中国のBYDの電気自動車、e6の性能や発売時期が
明らかになったことで価格の大幅な変更を余儀なくされそうです。
今後、さらに、世界中の電気自動車メーカーの販売競争が激化してきます。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、電気自動車はまだ、発売前です。
電気自動車は、走るためのエネルギーを蓄電池に充電して走りますので、
大容量の蓄電池を搭載しないと、遠距離を走ることはできません。
この大容量の蓄電池は、大きさも、また、重量もあり、
車の体積や車重に加算されています。
さらに、電気自動車は車内を暖めたり、冷やしたりするためにも、
この蓄電池に充電されている電気エネルギーを用いますので、
室内環境を調整するためには蓄電池からの電気エネルギーを
用いることになり、その分、走行距離が短くなることになります。
エンジン車の場合は、エンジンからでる熱を暖房に利用していますし、
冷房の場合は、家庭用の冷房装置と比較すると、大きなエネルギーが必要ですが、
100馬力とか120馬力のエンジン車では、冷房に必要なエネルギーは、
僅かなもので問題になることはなかったのです。
電気自動車では、走行するためには、余分な熱の発生が少ないため、
熱を使うことができないのです。走るためのエネルギーの中から冷暖房に必要な
エネルギーを使うと走行に支障が出るほどエネルギーが必要なのです。
このため、電気自動車は使う場所を限定することを考えている研究者がいます。
その場所とは、冷暖房には窓の開け閉めで間に合う気候の場所で、平らな場所が多く、
さらに、長距離を走る必要がない場所に適しているそうです。
日経ビジネスのコラムには、このような場所は、沖縄であると書かれていました。
沖縄は小さな島だから沖縄のレンタカーをすべて
電気自動車にしてはどうか、という提案がでていました。
沖縄は島で、さらに、小さいため、1回の充電で160㎞程度しか走れない
電気自動車には、ピッタリということで、また、窓の開け閉めで室内温度を
調整できる気候であるとのことです。
特に観光客に用いる車を電気自動車にすることで、観光地としても、
環境的にも、PRにも最適の条件が揃っているそうです。
さらに、アメリカ軍の車両も日常の生活に用いるものは、電気自動車を使って頂くと、
数百億円もする戦闘機1機の費用で、沖縄の環境がよくなるそうです。
それに、沖縄では暑さも観光の売り込み材料に使ったら、との提案もありました。
是非、ご検討をお願いいたします。
ではまた、広報担当サマンサでした。
20万円の乗用車が発売されるそうです。
インドの自動車大手、タタ・モーターズが、
世界最安値の乗用車、ナノの国内向けモデルを発表しました。
国内販売予約は4月から始めるそうですが、
年内は生産能力が限られているため、
抽選で、10万台を販売する予定とのことです。
さらに、同社は、このナノをアメリカに輸出することも明らかにしました。
価格は、エアコンなどが付いていない、最も安いもので、
10万ルピーで税抜き、約20万円とのことです。
全長3.1m、高さ1.6mのガソリン車で、624ccのエンジンを搭載し、
最高スピードは、105㎞/hで、ガソリン1ℓあたり23.6㎞走行出来るそうです。
二酸化炭素の排出量は、1㎞あたり101gで、インド市場では最も少ないそうです。
予約は4月に限定で受け付け、抽選の上、購入者を決め、7月には納車するそうです。
まあ、1㎞走行あたり、4円20銭の燃費ですから、
同等の性能の電気自動車が発売されると、それまでの人気と思われます。
問題は、またまた、電気自動車の価格です。
電気自動車の方がエンジンの車に比べると構造的に、簡単ですから、
誰が考えても、電気自動車の方が価格を下げることが、簡単にできると思います。
ですから、電気自動車の価格目標は20万円以下ということになりそうです。
また、電気自動車の性能ですが、スピードは、100㎞/hで、
燃費は1㎞あたり4円以下、これは、すでに試験済みで、
1㎞あたり1円で走行可能です。
一回の充電で100㎞走行でき、充電時間も10分くらいか、
バッテリーを交換する方法が考えられています。
それに最も重要なことは、安全な乗り物であること、
これは、現在の車の安全性が確保出来ればよいと思います。
いよいよ、インドから20万円の車が日本にやってきます。
これにより、日本では電気自動車の価格目標や性能が見えてきました。
ではまた、広報担当サマンサでした。
最新の電気自動車は1km、1円で走れるものがあるそうです。
ガソリン車の10分の1の燃費ということで、多くの期待を集めています。
電気自動車の問題は、いよいよ価格になってきました。
現在の価格は、400万円台と言うことですが、政府からの補助金が
100万円程度、期待できるそうですから、実質的には300万円台で購入できるようです。
ですが、それでも300万円ですから、営業車ならともかく、
1ヶ月の走行距離が1000km程度のマイカーでは、
いくら燃費がよくても、即、購入できない事情があります。
いやいや、これは当家の事情です。
基本的に電気自動車の場合は、バッテリーとモーターと、それらを制御する
コントローラーでできていますから、ガソリンエンジンの車に比べたら、
簡単な構造ですので、故障も少ないのではないかと思います。
郵便事業会社が、今年度から、2万1000台の保有車両の
すべてを、電気自動車に切り替えていく方針を発表しました。
このことで、電気自動車業界は追い風になっているそうです。
また、発売価格が200万円を下回るものが発売されるとの噂もあります。
いよいよ、何年も前から期待していた電気自動車の時代が来たようです。
続いて、軽自動車に相当するものとか、
バイクに相当するものなど、いろいろな機種が発売されると、
電気自動車が主流になります。
後、何年必要でしょうか。
実はウチの車は、購入から10年を過ぎ、
20年近いものばかりになりましたので、短い首を長くして待っています。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、1㎞、1円、長野から東京まで往復500㎞、
東京往復を500円で走る電気自動車、夢のようです。
それに、高速道路の費用が、
何処まで行っても1000円になると言う話しもあります。
これまた、夢のようです。
三菱自動車から、軽自動車をベースに開発した、電気自動車を
来年夏に発売すると発表がありました。
大容量のリチウムイオンバッテリーを積載し、1回の充電で、
160km走行でき、専用の充電器で20分間充電すると、
バッテリーの90%を回復する性能とのことです。
家庭用電源の100Vでも、14時間で満タンに充電できるそうです。
電気自動車の場合、満タンと云うのがいいのかどうか分かりませんが、
フル充電とか充電完了の方がいいでしょうか。
この三菱自動車の電気自動車は、
ガソリン車の燃費の約10分の1とのことです。
これが本当だと、多くの期待を集めても不思議ではないのです。
問題は、400万円と発表されている価格ですが、政府の補助金が
100万円程度期待できるそうですから、実質300万円とのことです。
ですが、ウチの車の月間走行距離は1000km以下ですから、
まだまだ、燃費がよくても購入できる価格では無いようです。
しかし、郵便事業会社では、今年度から、2万1000台の保有車両のすべてを、
電気自動車に切り替えていく方針ということを発表していますので、
三菱自動車に限らず、安価な電気自動車が発売されれば、
一気に活性化する可能性があります。
購入価格は安いほど良いのは当たり前ですが、燃費だけでなく、
安全性や他の機能性やデザイン性など総合して導入が決まりますので、
まだまだ、これからの課題はたくさんあるようです。
特に、モータは銅と鉄など金属が主な原料ですが、この減量化と
大容量バッテリーの軽量化と性能アップが燃費の善し悪しを決定するようです。
東海大学の研究室では、小型電気自動車の開発を行うとともに、
走行テストを兼ねて電気自動車の燃費レースに参加していますが、
ハイブリッド車、燃料電池車、ソーラーカー、電気自動車は、
元のエネルギー源が違うだけで、基本的には、モータの力で走行しています。
このため、エンジンは30~40%程度の変換効率と云われていますが、
モータの変換効率は約2倍の80%以上で、
最高レベル時には90~97%の効率が実現できるそうです。
さらに、ブレーキをかける時にはモータを使って、
発電を行う、回生制動を用いることができ、走行中の運動エネルギーを
電気エネルギーに変換し、バッテリーやキャパシタに蓄えらことができます。
これは、ブレーキを踏むと、発電することで制動がかかり、
その電力がバッテリーに充電される仕組みで、エンジン車には無かった機能です。
近くの中学校の自動車クラブでは、50ccのエンジンバイクを改造して、
エコカーを作っていますが、370km/ℓの走行距離を記録しています。
このため、電気自動車の場合は1000km/ℓの燃費は夢ではないのかも知れません。
電気自動車の場合、1000km/ℓの表し方が良いのかどうか分かりませんが、
ようやく電気自動車がスタートラインに着いたと云うことで、
今後の研究に期待したいと思います。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、この分野も勉強不足で、知りたいことがたくさんあります。
最新の技術やデータがありましたら教えて下さい。