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薪ストーブを初めて使う人や、購入を考えている方は、ほとんどの場合、木に火をつける経験が少ないので、誤解と勘違いがあるのではないかと思う。

たとえば、薪の水分量が少ないほど良いと考えている方は、多いと思いますが、熱量カロリーからみれば、水分はある程度あった方が、実はカロリーが高い。なぜかというと、水分が加熱されると、燃える水性ガスという状態に変わります。このガスの熱量がプラスされるからです。生の木では、ちょっと、水分が多すぎますが、乾燥させればいいっていうのは、ちょっと、誤解があると思います。なぜ乾燥させるかといえば、最初に火をつける時には、十分に乾燥していた方が簡単、ただそれだけの話です。火が起こったら、火付きが大変な生の木や人工薪でも問題ありません。燃えにくい燃料は、それだけで、熱量を含んでいたりするわけです。

聞いた話では、ペレット燃料は、含水率が7-8%だとか。それも、自然乾燥ではなく、かなり熱をかけるとか。果たして、それで、エネルギーマイレージは成立しているのか。そもそも、燃える木材を、わざわざエネルギーをかけて、整形しているのに、さらに熱をかけているのは、疑問ではあります。

ペレットの提案は、あくまで、燃料の自動の供給の可能性があるということ。環境的かどうかや、燃料の製造費用、さらに装置導入コストは、ふつうの薪ストーブより不利です。だいたい、ペレットストーブの専用機は電気が必要ですが、ご存じですか。燃料の供給に使われるスクリューのモーターや、ファンヒーターの様な仕組みで、送風することで、熱を取り出します。薪ストーブは、煙突効果を利用して、空気の流れを自然に起こしますが、ペレットストーブは、そういう仕組みではないということです。

近々、自然対流できて、一番安いペレットストーブとして、ルンペンストーブの記事を書く予定ですので、また、人工薪や薪ストーブのタグをご覧ください。

もう一つ、薪ストーブに関わる混乱は、燃焼時間。一番、聞かれる質問がこれです。これがとても、難しい。先ほどの、乾燥度合いでも違います。火がつきやすいということは、火持ちはしないということです。乾燥度が違うと、薪の重さも変化します。同じ体積でも、重量は、水分が抜けた分、変化します。だから、30%近く変わります。15kgの生木も、乾燥がすすめば10kgまで減少します。これでは、とても比較できません。そして、使っているストーブの構造も問題です。煙突の高さと太さと長さで、煙突効果が左右されます。空気を吸い込む能力が高ければ、同じ量の薪を加えても、早く火力を引き出し、すぐに燃え尽きてしまいます。燃焼室の大きさも、一度に投入できる燃料の分量が違います。縦型、横型の違いも大きくあります。だから、経験的に、使っているストーブの燃焼能力を把握していくものです。

もし、燃焼時間を考えるのなら、いろいろな条件を統一していかないといけません。ひとまず、思いつくのは、

・ある程度乾燥が進んだ薪一束

・薪の木の種類、油分が多い松などは熱量が高いので参考にできません。クヌギやナラが一番です。

・重量は約8kg

・ストーブの形、容量

・煙突の構造

・空気の流量、窓の開け具合

これで、どのくらいの燃焼時間か試してみればいいでしょうか。 ちなみに、だるまストーブでは、この条件で90分ぐらいだと思います。鋳物のだるまストーブは、使うごとに、鉄が薄くなり、隙間が増えます。空気が最大限吹き込んでしまうので、灼熱するほど、燃焼します。まあ、いろいろあるので、「燃焼時間はどのくらいですか」という質問には、何から説明したらいいものか、いつも困ってしまいます。ここに、混乱があります。

これも誤解だと感じることに、「薪はタダ」だという考え方です。おそらく、薪ストーブを新しく設置しようと思っているひとのほとんどは、山まで買う人はいません。でも、薪ストーブというものは、山から切り出した薪が必要なのだから、これを考えていないのは、おかしなことなのです。

本来は、薪山を用意するのは、一昔前なら常識でした。そして、山があるからこそ、焚き付け用の枝や、薪や炭の適した樹種、間引きをして、建築材に向くように、手をかけたり、山や自然を考えるようになります。薪を山から出してくるためには、道路も必要で、費用もかかります。薪ストーブが環境に優しいのは、この責任を負うことも大きい感じます。

薪ストーブに使う薪は、どこからか集めてくるわけです。コストの話をするのに、薪は自然にあるのだからタダというのは、いかにも乱暴です。山林といえども、所有者はいるもので、勝手に拾ってきていいものではありません。時間と人員をいくら使っても、タダというのも、おかしな話です。チームマイナス6%が募集した環境的な試みで、グランプリをとったものは、薪ストーブバイオマスの利用でした。薪の利用が環境的に良い物だと評価されたことは、大変よいことだと思いますが、実際には薪集めにPTAが多大な協力をしていたそうです。ほとんどのご両親が参加されたのでしょう。その労力を無視して、灯油の使用量が減って、環境的だという話は、どうも疑問です。もし、そうして、タダで薪を作ってくれるのなら、私も、ぜひ、作ってもらいたいと思います。どう考えも、その労働力をタダというのは困難て、その矛盾を解消するために、いつの間にか、環境税が設置され、目的外に使われるというストーリーが見えてきます。実際、エコポイントは、環境と歌っているのに、世の中に送り出しているのは、CO2を排出する家電と車の数々。とにかく、経済対策であって、環境は建前にすぎません。これを、子供に正しい理由をつけて説明できますでしょうか。このあたりが、決して、温暖化を止めることができない理由だと考えています。

薪を作るのには、手間がかかります。適切な費用があります。林業で生計が立てば、税金を入れなくても自然に環境保全と燃料の生産が達成できます。

薪ストーブは不便な道具です。燃料を用意するのは大変だし、2時間に一度は、人の手で燃料を供給します。今の石油ファンヒーターのように、ボタン一つで暖かくなるようなものでもありません。火を使うのですから、やけどや火災の可能性だってあります。ただし、薪を使うということは、数少ない再生産可能なエネルギー源です。持続社会には不可欠なものです。

それに、完全に安全な道具なんてものは、最初からありません。危険な物だからこそ、扱いを学び、正しく使えるようにすることが、何事にも大切です。今の日本に欠けてしまったことも、薪ストーブを仕え宇ことで感じ取れるんじゃないかと思います。

良いところ、悪いところをふまえて、ぜひ、薪の利用が増えることを願います。

 

昨日の記事に書いたのGreen riad projectに触発されて、環境に優しい植物を考えてみました。このプロジェクトに使われている植物は、ゴーヤとアサガオとバジル。

でも、みんな一年草なので、毎年出てきた方がいいんじゃないかということで、この摘み草ブログでおすすめの環境向け植物が「オリヅルラン」です。秋頃になると、長い枝を伸ばして、その先に、まるで折り紙の鶴のような子どもの株を作る植物です。これがなんと、NASAが認める空気浄化能力の優れた植物第1位の植物なんです。英語の記事がこちら

なぜ、NASAがこういったことを言っているのかと言いますと、宇宙船シャトルないに植物を持ち込んで空気清浄という研究からきています。閉鎖空間における研究はバイオスフィア2の実験が有名で、青森の六ヶ所村のミニ地球の実験されている分野でCELSSとよばれています。結果から言えば、植物という物は、酸素以外にも、微量に少々有毒なアセトンやアルデヒド出していて、自然環境では薄まってしまうので、問題になりませんが、狭い空間では蓄積する傾向があることから、現在の宇宙ステーションでは、一応、実験用に閉鎖された空間でしか植物を栽培していないはずです。

この時に持っていった植物が丈夫なオリヅルランや、七草のナズナを持っていって試験したことによります。このオリヅルランは宿根草で、毎年、継続して生えてくるし、腕を伸ばしては、良く増えることも評価の理由かもしれません。

人工薪の実験をしている温室内で、いまごろでも丁度良い大きさになりました。オークションの方にでも近々、出品の予定ですが、ご興味がありましたら、お問い合わせいただければとおわけできるますよ。園芸種で斑入りの、ソトフオリヅルランやナカフオリヅルランなど3種類あるので、セットが良いでしょうか。これを室内に置いておけば、すこしは空気清浄機の代わりになるというものです。都会ほど、必要なのかもしれませんね。

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携帯電話会社のKDDI-AUで行っているGreen riad project直接のリンクなので、うまくジャンプできるか分かりませんが、1km走ると1円分の緑になるというプロジェクトを行っています。携帯電話で測定しながら走り込んだ距離の分をAUが緑の種を購入し、ショップやイベントで配る、ちょっと地球に優しいプロジェクトなのだそうです。詳しくは、ホームページを見てもらった方がいいでしょう。

イベントで配られる緑の種の中身は、ゴーヤと朝顔とバジルの3種類だとか。はて?これってどういう意図なのかなぁっと、考えました。どうせなら、宿根草で毎年生えるものにすればいいのになぁと、単純に思ったからです。次の日のブログには、摘み草日記おすすめの植物を紹介しますよ。

食糧自給率の話で書いたように、野菜を作っても、カロリーベースで考えられている自給率には影響がないといわれてしまうのと同様に、一年草や野菜は、二酸化炭素排出量などの温暖化問題にはあまり意味がないと解釈されている気がします。だから、少々疑問に思ったわけです。

まあ、摘み草からすれば、ゴーヤとバジルは、食べられるからいいのかもと思いましたが、アサガオでちょっと迷ってしまいました。アサガオの種は、古くから使われている下剤として使われる漢方で、我が家の江戸時代の漢方図鑑「本草綱目」にも「牽牛子(けんごし)」という名前で載っておりました。余談ですが、NHKの忍たま乱太郎の中で、教師の山田先生が、敵の忍者に朝顔の種を呑ませようとして、自分で呑む羽目になって下痢をしたというストーリーがあったのです。これは、食料にはちょっと難しいな。花が楽しいからかなとか、いろいろと理由を想像するわけです。

調べてみたら、ちょっと納得の理由。どうやら、ゴーヤと朝顔は、ゴーヤカーテンなどのネット這わせて仕立てるのが、目的のようで、壁面緑化にも通じる話がでてきました。縁側に、カーテンネット状に生えたゴーヤと朝顔の陰では、植物の蒸散作用によって、ちょっと涼しくなります。それに、直射日光も防いでくれるので、熱い夏場に、冷房の効きを良くする工夫です。その上、花がきれいだったり、ゴーヤを食べたり出来るとは、機能的にも活用するなかなかのアイデアだということがよく分かりました。植物を生活の中に活用して、住みやすい環境に合わせていくところは、摘み草ブログでも見習わなければいけません。

 

 

「萌え」って言葉はすっかり違う意味になってしまいましたな。もう、もとの意味は思い出せないかもしれませんが、これは植物が次々と芽吹く様の意味だったんですけどねぇ。

本来なら、ミントが自然には無いはずの時期なのですが、怖いことに、弱っているものの路地に移したミントの株が冬越しをしてしまいました。これほどの暖冬は、やはり例がありません。暖冬の年には、そのままでは猛暑になるよりも、夏は冷夏になることが多いように感じていますが、今年はどうでしょうか。少なくとも、4月末、5月あたまに気温が高く行きそうなので、今年も不安定天気による雷雨と雹によって、農作物は打撃を受けるのでしょうか?心配です。

去年の記事を見てみると、温室では去年も萌え始めていた頃のようですが、今年はさらに早く、今の時点で2週間近く早く推移しているような感じです。

まあ、単純に、ミントの日には、ケーキでも焼いて、上に一枚ミントの葉を載せてみてはいかがでしょう。扱いやすい小型の鉢で育てたものをオークションに幾つか出品していますので、見て頂ければありがたいです。

テレビの中で、摘み草につながる問題をあげていました。それは、東京や大阪などの都市部では、まず、自動車の排ガスを浴びて、臭く、場合によっては危険な場合もあるという話。そして、河原や公園に生えた食べられる雑草は、増え続けたペットたちの糞尿で利用できないという話でした。これも、汚染という物でしょうか。都会は、草1つ安全では無いと言うことでしょうか。それなら、いま仕立てているハコベの鉢植えや、ドクダミの鉢植えも、役に立つかもしれません。一人暮らしの方でも、部屋飾る植物が活用できるなら、意味があると思います。部屋の中なら、安心安全ではないですか?個性的な草も多いですから。

去年までの

ミントの種類、ブラックペパーミントを食べる
ミントの種類、ニホンハッカ、和種薄荷を食べる(でも多分雑種の)
ミントの種類、カーリーミントを食べる
ミントの種類、パイナップルミントを食べる
ミントの種類、多分スペアミント、オランダハッカ
ミントについて、花とかいろいろ

のほかに、アップルミントやオーデコロンミントなど種類が増えました。これも、近いうちに記事にしたいところです。どうも、種類によって、芽吹きの時期が微妙に違うようで、アップルミントはいち早く芽吹くので、付加価値があるかもしれないんです。

環境、環境と自然環境の保全についての話題も多く聞かれます。確かに、このブログも身近な自然との関わり方がテーマの1つです。身近な環境は、自然や天候よりも、人間社会の環境の方が影響が大きくあります。土木工事などによる土壌の移動、試験的な牧草の利用など人間の都合でやってきたものが、特定外来生物であったり、帰化植物の原因であったりします。強く、良く増えるからこそ、摘み草の対象であったりします。

こじつけですが、環境問題は、自然環境とならんで、人間社会の環境も欠かせない問題です。ここのところ、金融危機から増した情勢の不安で犯罪の増加することが懸念されているわけです。

子ども達は、その影響を受けて、防犯アラームを持ち歩いているのが常識になりました。以前、農作物泥棒の対策として防犯アラームと釣り糸を使った仕掛けといいますか、トラップといいますか、罠を考えたことがありましたので(なかなか楽しい工作でした)、幾つか商品を比較検討したことがありました。商品自体はそれぞれ工夫がなされているとはおもいますが、ぱっとみでは違いは分かりません。ただ、共通の問題だと感じたのは電池の持ち時間です。使用されているボタン電池は短い物で3ヶ月、大体半年ほどで切れてしまいます。以外と、電池切れになっている防犯アラームを持ち歩いていることがあると思うんです。ボタン電池は、コンビニでも簡単に買えますが、あまり買え置きをするような物でもありませんから、少々不便ではないでしょうか。

そこで、提案するのが、携帯電話とLEDライト。携帯電話では、いまのW54Tの前にはカシオのW41CAを長らく使っていました。カシオは、長らくAUだけで出していたメーカーではあるのですが、標準設定で0キーを長押しすると、アラームが鳴る仕掛け。後継機にも引き継がれているようです。止めるためには暗証番号もいるあたりも、防犯効果が高いかもしれません。常に充電をしているので電池切れの心配は少ないし、常に持っていることができます。キッズケータイにもアラーム機能はあるようですので、携帯電話と防犯アラームの組み合わせが良いのかもしれません。

もう一つが、アウトドア用の商品で  

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人工薪を使って頂いているお客さんから、こんな話を聞きました。風呂炊きに「紙薪」が便利だそうです。
 
そもそも、最近はお風呂を薪で沸かすことは見られなくなりましたが、長野でも、私が子どもの時分には、それなりに多かったように思います。それも30年ほど前のことでしょうか。
今では、灯油の湯沸かし器に変わってしまいましたが、お風呂に入るために薪に火を付けなければなりませんでした。薪は不便です。入るまでに40分かかります。その間にも、薪を足していくわけですが、これがまた忙しいものです。それに、ちょっと熱いだとか、ぬるいとか、コントロールするのにもコツがいります。家庭用の風呂釜を紹介出来れば良かったのですが、残念ながらアマゾンにありませんでした。
 
話をうかがった限りでは、最初は木の薪だけで沸かし、丁度良い温度に近づいたところで、木の薪と一緒に5kgほどの人工薪を一緒に入れて見たそうです。人工薪は火がつくまで時間がかかりますが、木の薪が燃えて火力が落ち始めた頃に人工薪に火が移り、暫く灼熱してから少しずつ温度が下がってきます。丁度良いことに、風呂釜は開口部が広く、空気も入りやすい構造なので早く火が回りますが、人工薪は、燃え尽きるまでに火持ちするのが特徴ですので、この環境で2時間から3時間ほど、お風呂を余熱出来るそうです。これなら、家族みんながお風呂に入っている間も薪の再供給の回数が極端に少なくてすみます。しかも、風呂炊きなら、夏場の消費にもつながります。流通量が増してくれば、価格への反映も出来るかもしれません。
 
実は、温室の暖房のアイデアとして、温室内にバスタブと小型の薪ボイラー、風呂釜の導入を考えていたので、ぜひ、早めたいと思いました。水の取り扱いのしやすさや、比熱が暖房効果を十分に見込めます。
 
そろそろ、薪ストーブもシーズン前に用意した薪も心許なくなってくるころだとおもいます。暖冬だといっても、暖房がいらないほどということもありませんので、人工薪のご入り用がありましたら、ご連絡ください。
 
 

サマンサ日記でも、猫秘書でも、取り上げることになりました。というのも、それだけの重大な出来事であるし、江戸時代の天明の大噴火の際におきた天明の飢饉によって、有りとあらゆる草木を堀上げて葉から根まで、なんでも食べて餓えをしのいだのです。こういうときこそ、摘み草や野草を食べる技術が進んだ経緯があります。噴火は、その意味では摘み草料理の生みの親でもあります。

まずは、文献を取り出しておきましょう。大噴火の蔵書で、近隣の村が埋まってしまったことなどの顛末が書かれた文献に「信州浅間山大変記」があります。ほかにも、当時を伝えた「噴火の瓦版」も大変面白いものです。現代人の中に、噴火を大きな化け物にたとえることが出来る人がいるでしょうか。その当時の噴火が山頂からずれた、横の当たりから噴火したことからこういった絵が生まれたそうです。ご興味をおもちであれば、複写物を出しておりますので、メールにお問い合わせいただければと思います。これらの文献を元に「江戸時代からの飢饉と気候の関係」PDFという論文も書きました。

なぜ、噴火で飢饉になったかを簡単に説明すれば、一晩で数百キロを飛ぶ火山灰の報道があったかと思います。私たちが考えているよりも遙かに遠くまで飛んでいきます。それは、黄砂のことを思い浮かべれば理解しやすいかもしれません。一度枚起こった砂は、風に乗って何千キロであっても飛んでいくことがあるのです。大噴火ともなれば、噴煙が空を覆い、しばらくの間日光を遮りました。季節的に風下であった東北では記録的な冷夏を迎え、米の不作に陥ったわけです。まるで、「恐竜が隕石によって絶滅した説」や、「最終戦争で大量の核ミサイルによる死の灰と冬の時代の説」を地域的で限られていたとはいっても、近い事象ではなかったかと思います。

そのなかで、「凶荒図録」という本があります。これには、その飢饉の中で、どんな惨事であったのかを絵入りで伝えています。現代人は、飢餓の本当の姿をしりません。食糧自給率の話題のなかで、「小麦がなければお菓子を食べればいい」と言ったマリーアントワネット(一応、そんなことをいった事実はないそうですが)に対して、実際には米粉、米粉という回答をしているわけで、皮肉をいったのに、真に受けられたような感じがします。

食糧難の実態には、餓死して無くなったおばあさんの脚を、お隣さんにお裾分けして、翌日はお隣のおじいさんの腕がお換えしに届いたということに、近いことが起こっていたことを伝えています。ペットの犬と猫は、真っ先に食べられるでしょうか。逆に、ペットに食べられてしまうと言うこともあります。きっと、猫のサマンサも冷や汗をかいていることでしょう。

本の中には救荒草木一覧と有毒草木一覧という記載があります。救荒草木というのは、多少有毒成分を含むので、食べるためには様々な手間をかける必要があるので、普段からはあまり食べないけれど、飢饉や災害時などの緊急事態には、食べることのできる植物のことです。例えば、彼岸花が含まれています。お彼岸時に道ばたに赤い独特の形をした花が咲いているのが印象的な花ですが、そのままではとても食べられないそうですが、根をスライスし、水に良くさらし、天日干しするなどで、食べられるようになるそうです。実際に作り方が残っていれば、ぜひ、見てみたいものです。道ばたに咲く花にも、昔の人たちはきれいなだけでなく、役割を持たせていたことに私は感服します。こういった考え方が、これからの日本を救うかもしれないとも思います。

ただし、何でも食べればいいというわけではありません。この本にもブログにも、食べられる植物とならんで、有毒植物について記載してあります。知らないものを、決して食べてはいけないと言うことです。ご注意ください。

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どんど焼きはご存じの通り、正月飾りや注連飾りを15日に集めて、炊き上げる行事です。なんでも、どんど焼き以外にも、濁点の違うどんと焼きや、とんど焼き、三九郎や左義長なんて呼び方があるそうです。古くは徒然草に記載があるそうで、附属図書館の蔵書にはいくつか徒然草があるのを確認したくなるほどです。

なぜ、摘み草で取り上げるのかと言えば、連日のことではありますが、残り火を使って焼いたお餅を食べると、その年を健康に過ごせるといういわれがあるからです。これは、お年玉のルーツにおもちの話にも似ていますね。食と行事がつながる良い風習です。

なかなか、たき火の中でお餅を焼くにはコツがあります。まず、燃えさかっている火のなかに入れてはいけません。おもちが炭になってしまいます。また、直火に近いので、強火で焼かれていると言うことで、しめらせたキッチンペーパーを巻き、さらに、アルミホイルでまきます。おまけに、おもち自体にバターを塗っておくと、さらに焦げ付きにくくなります。一昔前なら、新聞紙を使っていました。人工薪の安全性でよく聞かれることですが、新聞紙というものは、もともと、食品を包むことを全体にした規格をもとに作っています。だから、大豆を原料としたインクを使っていたり、紙自体に、有害物質が含まれないことを保証されています。ヘタな梱包資材よりも、ずっと、安全です。

まあ、東京では、なんでも神社の仕事らしいですね。地方では、集落ごとにおこなわれているのが当たり前ですが、江戸時代に火事の原因になったことから、だんだん行われなくなったとか。さらに最近では、このどんど焼きにまで、ダイオキシンなんだそうです。たしかに、ダイオキシンの毒性はとても強い物質ですが、害がでるほど、はっきり言って、存在しません。人に影響があるほどの量のダイオキシンを作るには、国家事業でなければとてもつくれないほど、大変なものなんです。それが、簡単に、どんど焼きで人が死ぬのなら、人類も長いことありませんよ。

今日、気になったのは、子ども達があまりにも火に対する意識が低いことです。危険性はあるのですけど、その経験を奪われたためか、煙る灰の上を靴をこがしながら歩いても、危機感がないのが気になります。

たしかに、新聞紙で作った人工薪にお問い合わせ頂くお客さんの中には、マッチで火を付けられない方が、火に触れたことのない方でお問い合わせ頂くことが、意外に多いのです。経験がないのは、子どもだけじゃなくて、大人も経験がなくなっているということです。

最近の日本では、物事の危険性があると、その危険性について、学んで生かそうという方法がとられることはなく、ほとんどの場合、その危険性を取り除くことのほうが良いようです。食品の安全性も、農薬のあるなしに終始して、その背景に、なぜ、野菜に日本で許可されていない農薬が使われるようになったのかについては、あまり論議されていなことなどです。

火や水、電気など、生活に必要なものに関する知識の教育というものについて、もう一度考えないといけないのではと、つくづく思います。

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日本人は、やっぱり米を食わんといけません。米は、一番重要な作物なので、バケツで稲作をしても、まとまった量を収穫出来ませんが、歴史的に、お米だけではなく、ワラの利用方法がいろいろあってゴミをださない仕組みは、完成されたリサイクルを稲作の中に見ます。本当の環境問題の解決方法は、ここからも見いだせるのではと思います。この時期なら、注連飾りなんかどうでしょう。今年の収穫出来たお米分で、十分な量のワラが出来ましたよ。政府の経済対策や、経済学者さんはお金を使わないと景気はもどらないといいますが、いらないものを買うのは通りに合いませんし、なんでも、買えばいいと言う考え方も、どうかと思います。商品というものは、換えの効かないものでありたいと思います。
 
いまなら、お米はどこにもあるようですが、目前の食糧危機に、お金を出しても食料を得られなくなることもありえるなかで、お米こそが日本が活用すべきものです。
まあ、重く書き始めましたが、堅く考えずに、おもちをお一ついかがでしょうか。これ。海苔が練り込まれた海苔餅です。
海苔とお餅といったら、磯辺焼きのスタイルが思い浮かびましたが、最初から練り込まれていれば、ミネラルも豊富で、香りも違う。焦げ目は香ばしくて、こういう考え方もあります。知識が足りませんが、減反は「もち米」には反映しないのではと思います。自分ですべて作れるようになると、食糧難も怖くはないのですが。実際に試してみたいものです。混ぜ込む方法なら、他の材料を取り入れた商品もいろいろなものが出来そうです。
 
 
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私たちにも、温室で暮らすという考え方があります。デスクワークがノートパソコンですむのなら、環境の良いところに人が移ればいいと思うのです。冬と言っても温室の中は日があたれば40度近くまであがります。窓の開け具合で、暖房いらずでポッカポカです。むしろまぶしすぎて、今の液晶画面の性能ではよく見えないので、日陰を作らないといけないなぁと話をしていたぐらいです。最近のオフィスでは、パソコンをしまうロッカーだけを用意して、好きな場所で仕事をするというスタイルが増えているそうで、そういう可能性も高まってきていると思うのです。

さすがに、夏場は暑すぎて窓を開け放って外気温と一緒にするのですが、そうなれば、事務所にもどればいいわけで。

NPO法人「ミレニアムシティ」で行われている試みは、温室の中に小屋を建て、さらに温室の周りの樹木によって、暑い時期は日を遮り、冬場になると葉が落ちて、温室効果を有効に暖房として使えるという考え方だそうです。周りには実のなる樹木を植えて、野草の利用も考えているそうです。摘み草にも通じます。食べられる庭造りは、僕らの願うところなので、なかなか興味深い試みです。

コメントを見ていると、まだ定住までは出来ていないようですが、想像するに夜間は温室効果が見込めません。昼は暖かいが暖房効果はありません。温度差があれば結露などの別の問題になるかもしれません。温室の構造上、湿度が逃げないということもあるかもしれません。

個人的には、農業温室や資材のように、機能だけを追求したシンプルな構造は、デザインとしても優れていると感じるし、コストも抑えることが出来る。かっこよいのに機能的ということが達成できる設計だと感じます。

課題はどんなものでもあることですし、アイデアとしては大量の水を利用して、蓄熱する機構などがあればいいのかなぁと思うところですが、それぞれにいろいろな試みをすることが、環境問題なのではと思います。みなさんは、どんな試みをしていますか?

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単純に思うことは、摘み草の観点からみると、世界中の危機的状況とは関係なく、自然は営みを繰り返しているし、農業は恩恵を人に享受させています。人が豊に暮らす条件は、最低限満たされていると思うのです。

だから、今の右往左往している状況は人間の都合と言うことでしかありません。昨年は実体経済という言葉が多く聞かれました。みんなが分かっていたということなのでしょうが、燃料や鉱物、食品を初めとして、現物として得たものしか、経済を支えていないのではないでしょうか。まずは、この現状を認めなければ、なかなか、底が見えません。

今年は、まだまだ厳しい状況は続くでしょう。なにより、農業、農家さんには厳しくはないでしょうか。近い将来を推測すると、劇的に進んだ円高は輸入食材の低価格化に拍車をかけるでしょうし、出回るお金が少なく、財布のひもも堅くなることから、安物指向は進みます。肥料の高騰を初めとして資材関係のニュースは良く聞かれるようになりました。これだけ、食品の安全性について話題になりましたが、厳しさの前に、安全性を棚上げしてしまうことは目に浮かびます。もともと高い国産野菜はコストも上がる傾向が続いており、消費が維持できるのかは微妙なところ。

経営状態が悪化している農業では、乗り越えることは困難です。だから、廃業も増えることでしょう。ところが、消費者の方の生活には輸入野菜の価格が安くなることで影響がでにくい。このことが、危機感を失わせてしまいます。お金をだしても商品が手に入らなくなるまで、この事態がつづくのです。たしかに、今では、様々な職業があります。それでも、食べ物がなくては話になりません。

お米の話でも書きましたが、米という植物は、うまくいくと一粒が約2500粒になります。農業をお金として計算しなければ利率が2500%のすばらしい商売です。もちろん、自然環境というものは安定しているとは言い難く、芽が出ないことや、病気などの現状は現れます。それでも、稲作には、歴史的な実績があります。人の命をつなぐに足りる職業です。その商売が、食べていけないのなら、今の経済のシステムは欠陥ばかりということです。正直、経済危機を繰り返す人間の経済システムには疑問を感じずにはいられません。

お金は必要です。でも、お金を食べるわけにはいきません。そのうち、消費税も上がります。お金にしないという選択はどうでしょうか。みんなで物々交換して、暮らすことができれば、この状況も乗り越えることができるかもしれません。まずは、人工薪融雪剤。ハーブの苗に、食べられるサボテン。商材にはなりますか?

 

地方にいると、はやりに鈍感になるためなのか。全く、実感がありませんが、最近はショウガがブームなのだそうです。なんでも「ジンジャラー」なんて言い方されるそうで、ショウガのチューブを持ち歩く人がいるとか。

まあ、ショウガの利用は悪いことはないので、いままで使っていない人が試してみるには言いと思いますが、また、流行廃りで市場が荒れるとすれば、何のためにあるのかよく分かりません。代替、9割り以上が中国産の野菜では無かったでしょうか。安心安全の名の下に、中国野菜を閉め出して、数少ない国産ショウガは、混乱しているのではと思います。

農家さんが儲かるならいいですが、こういう場合に限って、量産のための投資をしたら、ブームが終わって、産地が崩壊するという構図を何度となく目撃してきたことを考えると、迷惑な話でしょうね。はやるからこそ、産地偽装をせざるをえないとすれば、何のためなのか。引き続き、「ただ美味しいだけでいいじゃないか」を推し進めたいところです。

中国産のおろし生姜のチューブが安くて使いやすくて便利です。麻婆豆腐を作るときにもよく使います。タグから探すと便利かも。

今日は、単純にショウガ醤油で美味しいものを考えました。それが、シメサバです。クセのある魚にはもってこいの調味料だということです。鯖も貴重な魚になっていると聞きます。いつまでも食べられるように水産資源の問題はしっかり考えないといけませんね。

しょう油だけでは、シメサバの酸味や青魚のクセに負けてしまいそうですが、ショウガが入るとよく合いますね。今日は、たっぷり頂きます。

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新聞紙生まれの人工薪「紙薪」も新燃料なのだそうです。新燃料といっても、意味合いは少々曖昧で定義が無いのかもしれません。

EICネットの記事にこんなものがありました。正直に言って、ペレットなど、木を薪にして暖房にするという技術は、火の発明をして以来ずっと人類が行ってきたものであって、電気や石油による技術の方が遙かに新しいと思うのですが、形が変われば、それも新エネルギーと呼べるのでしょうか。例えば、バイオエタノールも、開発時期はガソリンエンジンよりも古く、長年かけてきてもコスト的にガソリンや軽油にかなわなかった商品が、急に技術革新するとは考えにくい分野なんです。

だから、「今」の人にとって、最近使わなくなったものが、ただ、目新しいものを新エネルギーとか、新燃料と呼ぶのなら、きっと、新エネルギー技術は日本の将来を救えないのではと思うのです。だって、森林整備を進めて燃料を作ろうという話も個人レベルのものばかり、バイオディーゼルを作るためのアブラナを作る話も規模が小さすぎる。お米の国日本が、燃料向け米の開発にはほとんど注力していない現状があります。減反政策ばかりが政策だとは思えません。(大体、エタノールを混合した燃料でさえ、許可が難しく、一般に普及することはないようです。個人が新しい技術によって恩恵を感じることは当分なさそうです。ブラジルのフレックス車がどのように許可されていくかは、これからも見守りたいところです。)

新エネルギーの意味の中には、昔から継続して利用してきた暖房の技術を改めて見直そうというのが半分あるのです。ただし、不便さがあるから、今では使われなくなったものばかりです。一緒に伴う危険性や、安全性を保つための知恵を、改めて経験して学ぶところから始めないといけないと感じます。

もちろん。新型の太陽電池や、原子力発電所を初めとする核エネルギーの利用も新燃料、新エネルギーです。これからの技術であるし、紙薪が一緒に扱われていると思うと、不思議な気がしています。

人工薪だけではありませんが、まず自分の生活から、脱石油を試みることも、環境対策なのでしょうね。

去年の記事では、偽物のカペリンと比べていましたが今年も貴重な本物のししゃもを送ってもらいました。ありがたいことです。

かつては、日本中にいたようですが、現在では釧路沖など、北海道の南部でしか捕れないそうです。今日もマグロの捕獲量について、日本は制限をつけられることによって、寿司の存続も危ういようです。おそらく、10年もすれば、マグロ知らない子供達が増えるのかもしれません。

聞いたところでは、残念ながら今年は不漁だそうです。自然を相手にしているのですからそういうこともあります。温暖化もあるでしょう。海流の変動の話も耳にします。水質汚濁もあるのかもしれません。

最近は水質汚濁には違う考えがあります。綺麗な水の方が必ず良いのかというと疑問に思うのです。肥料分があるということは、水質的には汚れているという言い方があるわけです。汚れた水のほうが良く育つものの方が多いのです。逆に言えば、清流にすむ魚は、他の魚が住めないより厳しい環境を選んだからこそ、数も少ないし、小型でしかないのでしょう。それが、環境の指標として紹介されるのは、その魚たちにとって、有意義なことなのでしょうか。

今年も、本物のシシャモは、形が違うし、味が違う。ほかにはイカの一夜干しも付けたら、冬の北海道定食です。今日の一汁一菜はおかげで豪勢です。ちなみにどのくらい美味しいかといいますと、シシャモの夫婦二匹があれば、ごはん一杯なんて軽々食べられますよ。でも、こんなにも漁獲量が無くなってしまったこの食べ物は、もう失われてしまった日本の風景であるし、文化なのかもしれません。

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日々、寒さが増してくると長いもの旬の季節です。長野の名産であったものですが、温暖化や技術者の移動など、いろいろなことがあって、青森・岩手・北海道の評判があがってきています。地域ブランドの推移や衰退はなかなか寂しい物です。それに、温暖化の影響も相まっていることが一番の環境問題なのではと感じるわけです。

とろろかけごはんが基本ですけど、寒い時期に合う元気の出る料理を1つ。お鍋にたくさんのお湯を沸かします。その間にととろいもを作ります。おろし器もいいですが、すりこぎの方が良いみたいですね。ともかく、すり下ろしたとろろ芋にめんつゆで味付けして、玉子を落とします。量にもよるけれど、黄色のとろろのできあがり。

沸いたお湯で、どんぶりを温めて、次にどんぶり半分ほどの暖かいめんつゆを作り。続いて、そばを茹でます。めんつゆが冷める前に手早く茹でないといけません。できあがったかけそばに、ドバァっと黄色のトロロいもをかけてできあがり。

とろろ芋の味付けに使っためんつゆとだし汁の味が良くなじみます。もともと、栄養の良い長いもだけど、玉子を加えることで、さらに良くなります。冬に備えておすすめ料理です。

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このブログのカテゴリーは、食材別や調理方法などであるので多過ぎてしまうのでサイドバーなどにかけないのですが、こちらに一度、まとめてアップしたいと思います。いくつか同じカテゴリーがあるのですが、おいおいなおして行くつもりです。

この一覧から、過去の記事が役に立てばと思います。

 

09.03にカテゴリーは品目別にそろえるように修正しました。これで、各ページでサイドバーがお使い頂けるようになりましたが、それに伴って、タグに移行した物が多くでておりますので、すべてではありませんが、ついても一部掲載します。

ロシアの原子力潜水艦事故の報道があり、ロシアが軍備の増強を続けていることを知りました。トルコに行った際にも、隣国のイラクの安定にはまだ時間がかかるし、もう一つの隣国グルジアは、まさにロシアと戦争状態になっていたわけで、ちょっと不安にもなります。

動向を見ていると、超大国としての面子や意地のようなものがあるように感じます。離脱する国に対して武力攻勢をする国を大国とは呼べないのではないかとは思います。

ここに、今回の金融危機と数年の食料品の高騰が加わると、他の国々との関係を考えても十分に戦争の種が蒔かれてしまっているような気がしてしまうのです。

主食である米やトウモロコシ、小麦を買えなくなってしまったとき、人は暴動を起こします。実際に東南アジアなどで不満が政府に向かっていました。

EUでさえもこれからの景気状況の回復が困難で、不安が高まったときに、戦争の切っ掛けはあるのではないでしょうか。

さらに、中国やロシアの軍事増強に、パキスタンとインドなどの核武装。注意するべき事は無数にあります。何事も起こらなければいいのですが、ここではロシアの動きが一番重要だと思います。

だいたい、ロシアと日本はとても近い国です。何より、原油を独占している中東に対して、十分な資源を抱えているロシアはエネルギー問題でもキーポイントでもあります。天然ガスを輸入できるパイプラインを製造していたサハリン2の話を聞かなくなりましたが、工事は頓挫したままなのでしょうか。中国との両天秤にかけられて、日本はここでも買い負けてしまっているのでしょうか。これもまた、不安な動きです。より高くお金を出す方に売るのだとすれば、資本主義であるはずの日本は文句がいえないのかもしれません。これがあれば、北海道からの輸送される天然ガスによって、安いガス機器が浸透してエネルギー事情が変化するかもしれなかったのですが、しばらくは変化しないようです。

まあ、オール電化を進める電力会社が、ガスの方が安くなってしまうことで、勢力分布が変わってしまうことが起こらなかったのですから、一安心しているのかもしれません。

ほかにも、食品輸入として、いくつかのものをロシアに頼っています。特に冬場の蟹やサンマなどはロシアとの関わりが大きい食材です。また、日本に輸入されている木材もかなりの量がロシアから輸入されています。これが無くなると、キノコ用のおがくずが調達できなくなり、人工栽培のきのこでさえも食べられなくなってしまう状況にあります。ひょっとしたら、ブナシメジやエノキタケは、自給率のなかで国産にはなっていないでしょうか?気になるところです。

昨今の食糧問題

 

水道に関する報道を見ていて、ライフラインの集約型インフラの限界に気がついてもいいのではと思うときがあります。これは一つの意見です。

集約インフラというのは、例えば下水道処理やゴミ処理、水道もそうですし、農業も、電気もそうです。百貨店なども考えてみればそうなのかもしれません。文明的といえばいいのか、都市部の構造はすべて人工的で自然からは逸脱した環境を作り出しています。

たまに書くことですが、都市という物は、類似した自然環境でいえば砂漠です。水もなければ、食料もありません。そこに、湯水の如く石油など原料に電気エネルギーを投入して文明的な生活をおくるわけです。これからの環境問題や資源問題になったとき、そういった社会は正直、弱いと思います。

例えば、自然界を見習えば、様々な生き物が、それぞれの役割をもって、食物連鎖などのお互いの影響を受けながら、種の増減を続けながら恒久的に社会を維持しています。日々変化を続けるなかで、それは、ある程度の許容範囲で守り続けているわけです。

身近な問題として、わかりやすいものをあげれば、オール電化でしょうか。日本にいると電気が流れていて当たり前ですが、世界的に見れば、こんなに安定して運営されていることも、とても珍しい国です。電気という物は、本来維持が難しいものです。だから、なにかトラブルがあった際には、簡単に使えなくなってしまうエネルギーでもあります。ところが、オール電化は、生活のすべてを電気にたよっているので、明かりもなく、煮炊きもできず、暖もとれずなんてことに簡単に陥ります。

以前の日本や、現在の我が家なら、ガスはプロパンガスでタンクは現場にあるので、利用できるかもしれません。薪もあるので、たき火も起こせます(人工薪が十分にあるので、安心です。)。電池だけで使える石油ストーブだってあります。水は井戸があります。森の会議室の美味しい水がいつでも10リットルのタンク2個に十分にあります。これが、多様性というところです。なにか合ったときの選択肢があるということが、とても大きいのです。宣伝では価格だけがうたわれている場合がありますが、エネルギーの分散は大切だと思います。もちろん。火を使わないことの安全性という理由も理解は出来ます。ただ、それを理由に高齢者の方がオール電化の家に住み、トラブルがあったとき、ただ、ご老人の方々が凍えてしまうのなら、ちょっと、迷いを感じます。

ゴミ処理だって、大型ゴミ処理場を巨額投資でつくっても、そのときに起こる環境負荷は、本当に封じ込めるものでしょうか。個人で処理していた頃より、効率は良いのでしょうか。

下水道も、マンションが建ち並ぶような場所なら分かりますが、とても大きな処理プラントを建造する方法と、例えば、肥だめや、埋めて処理していたときよりも、効率が良いのでしょうか。

そもそも、こういったプラントは無限ではありません。それは、東京の夢の島や、埋め立て地が満杯だということも同じ事です。限界はあるのです。足りないとき、どうするのでしょうか。

農業では、産地化やブランド化がよく聞かれます。広大な農地を単一の作物を作り続けたとき、連作障害によって、その土地では5年ほどで、生産量が急激に落ちるものです。土や自然に無理をさせて続けている農業も、結局は自然破壊、環境破壊だということを知っている必要があると思います。

電気は、都市から離れた原子力発電所で作られていた場合、都市部に電気をおくる段階で、一割の電気がロスとして失われてしまうのです。日本の電気消費量を考えれば、信じられない電気が文字通り中に消えます。フードマイレージもそうですが、エネルギーマイレージを考えたとき、疑問は頭をよぎります。

こういった社会がいつまでも続くなんてことは、あり得ません。問題は、どんなタイミングでトラブルが起こるかということでしかありません。解決策を考えてみてもいいのではと思います。因みに摘み草だったら、何種類もの雑草が季節に応じて、植生をかえていきます。その中から、少し分けてもらうことを考えます。食品問題の解決の手法の一つということになるといいのですが。

 

そもそも、食品に完全な安全なんてあるのでしょうか。たびたび、書いてきたことですが、水だって砂糖だって、塩だって、思いの外少ない分量で致死量に達してしまいます。ほとんどの人が、これらのものを安全だと信じてはいないでしょうか?いつの間にか、みんなが信じているようにも思います。たしかに行き届いた安全は、結果として、日本人の食品に対する警戒心を消してしまいました。例えば、塩分のとりすぎが体に悪いという常識は十分に理解しているはずの上にです。

これは食品だけの問題ではありません。あらゆる道具は、それを使う人によって良くも悪くもなるものです。刃物は美味しい料理を作ることも出来ますが、人を傷つけることもできます。古くから、これだけのケースがあるのに、いまの事態は何事なのでしょうか。危険の可能性を追求すれば、危険性のない商品なんであるわけがないのにです。なかなか、答えがでない問題のようです。

安全の問題には生産メーカーが商品の安全対策は当然必要なことです。そして、消費者の理解と協力も不可欠です。せっかく、消費者庁も出来たことですし、権利の主張だけでなく、理解をすすめる方法について検討していかないと、安全問題が行き着く先には、何も食べられるものがなくなるまで続けるつもりでしょうか。企業が商品を作るためにリスクが高くなりすぎて、まともな企業でさえも経営をやめてしまうことでしょう。事故米の流通はそういった要因があったとの報道を聞きました。最終的に損をするのは消費者です。その事態が現実に起こり始めたわけです。どんなものにも、使い方を誤れば危険はどこにでもあります。そのくらいの注意深さは必要です。

子供の教育で行き過ぎた過保護によって、モンスターペアレントが増えつつあるというような話題を聞くようになりましたが、過保護な安全対策も、消費者をどこか、無頓着で無警戒で、なにかおかしくしてはいないでしょうか?気がかりなことです。

本日も農薬混入のニュースが届いてきました。これでもかというほどに食品への毎日話題に上ります。それぞれの問題がどのような解決を見たのか、あまり聞こえてこないところが気がかりではありますが。「食料は安全なほうがいいですか?」と聞かれたら、正論だから誰もがそうだというに決まっています。(狡いききかたでもあるのですが)消費者のことをかんがえれば、生産側は安全なものを生産し届けるのが義務だからです。

こういった安全は、結果がでなくても続けていかなければ行けないやっかいなものです。問題がないときには、予算をけずられやすい部分でもあるのですから。そうでなくても、検査しなかった綱目などが抜け穴として悪用された訳で、検査対象は増える一方です。

これに対して、改めていう必要はないのかもしれませんが。食料品というものは、基本的に安く、利益はもともと高くありません。だから、付加価値を付けるためにブランド化したり、集約して大量生産をするものです。
ブランド食材は話題がおおいですが生産量は少ないからこその高級品嗜好品ですので食糧問題としてはとらえにくいので、本来、議論が必要なものは毎日食べる野菜の大量生産農業の現状が大きく影響しています。ただ、その農業でさえも機械の大型化と、そのための借金ローンが首を絞めているます。収入だけを比較すれば、一町歩の農地を耕しても、コンビニのバイトよりも収入が少ないことが多いと聞きました。
その上、安全性に関する問題は生産の現場に大きな負担を与えています。もともと、模範的に真面目に農業をされてきた方にとって、より大きなコストにつながります。現在の市場の流れからすれば、生産者には価格決定権が与えられていないので、収益事情は極端に悪化しています。本来なら制約と同時に改善策が提示されるものですが、禁止事項は増えるばかりで、八方ふさがりになっている作物も増えているようです。これで、農業を続けられるでしょうか。日本は資本主義なのですから、すでに日本の農業のビジネスモデルは崩壊しています。だから後継者がいないのです。結果はすでに浮き彫りです。例えば経済的に考えれば銀行は農業に出資することは無いでしょう。農業法人の提案はありますが、自然を相手にした農業と社員の給料制は折り合いがつくものでしょうか。近所のリンゴ農家の平均年齢は70を越えています。重量のあるリンゴは体力が必要なために、もう長くは農業を続けられません。放っておいても、5年すれば産地は消えてしまうでしょう。さらに、食糧問題で追い打ちがかかれば、続けられる理由はありません。今だって、気持ちとローンと年金で農業は保っているのが実情ですから。

おそらく、これからも食品の安全は大きな声で求められていくでしょう。ただ、これによって、日本の農業は衰退することでしょう。だから、自給率はますます下がります。改善するためには、少なくともコスト分の価格反映がなければ事態は改善しないでしょう。ただ農家が求めるものは、とにかく適正な価格です。
いまの市場経済はこれを許しませんので、極論を言えば農家がほとんど無くなるまではつづくのかもしれません。安全な食品の選択肢がなくなることは、けっして日本の消費者のためにはならないのですが、仕方がないのでしょうか。なにが最善策なのか迷います。

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