ちょっと前まで長野県は、教育県と云われていました。
農家の長男は家の仕事を継いで農業をして、
次男、三男に農地を分けると農家の規模が小さくなって
みんなが生活できなくなるので、
農業以外の職業に就くために勉強したようです。
本当は教育県って貧しくて分けたり、持たせるものが無かったから
知識を身に付けて、世の中に送り出したようです。
言い方を変えると長野県はサラリーマン養成所だったんでしょうか。
サラリーマンは資本がかかりませんし、
能力もほどほどで就きやすい職業ですよねえ。
でね、条件の良い会社に就くために知識を身に着けたわけですかねえ
知識をたくさん持つことには賛成ですが、家族や地域、
なにより自分が自分らしく生きられたのでしょうか。
いろいろ考えてしまいますよね。
まあ、定年後から死ぬまでの長い間で、自分を取り戻すために
やり残した事をやることがいいかなあ。
今ね長野県の学力は沖縄が最下位でね、その前の後ろから2番目なんですよ。
学力って、県の豊かさと比例しているみたいですよ。
長男の職業だった、農業がね農産物が安くて生活できなくなっているんですよ。
で、今じゃ長男もほとんどがサラリーマンになっているんですよね。
実は知識や学力はね、お金で買える部分がたくさんあってね、
貧乏な県は親の代も、次世代の子供たちの代も能力が追いつかなくなるんじゃないかなあ。
みんなで考えようよ長野県のこと。
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長野県って昔の教育県
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