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浅間山の噴火のこと

天明3年(1783)の浅間山の噴火は江戸にも灰が降ったと記録があります。
火砕流で埋まってしまった群馬県の村もありました。
また、噴煙の影響で太陽光が遮られたり、減少したりして
稲作など農産物に大きな影響を及ぼしました。
この噴火で長野県の一番北の栄村秋山郷ではいくつかの村が全滅したと
秋山紀行に書かれていますし、この時、亡くなった村のお墓も存在しています。
また、長野県だけでなく新潟県、東北地方まで凶作で餓死者が多数でました。
そのほか火山爆発は多くの凶作の原因になっています。
凶作が起きた火山爆発を調べると被害が大きかった
天明期以降だけでも下記のようになります。
天明 3年 (1783)の浅間山の爆発
天保 7年 (1836)メキシコのコセグイナ火山の噴火
明治17年 (1883)フィルピンのクラカトア火山の噴火
明治35年 (1902)アメリカのセントビンセント火山の噴火
明治38年 (1905)南アメリカのサンタマリア火山の噴火
大正 2年 (1912)アラスカのカトマイ火山の噴火
などがあり、噴火の年か翌年に凶作が起きています。
特に東北地方では冷害よる米の凶作が起きています。
これは稲が今の品種より冷害に弱い品種であったと考えられています。
江戸時代は東北が稲の北限で今は北海道の真ん中、
旭川市でも稲作地になっています。
品種改良の恩恵を受けているのでしょうね。
1783年、浅間山の噴火の年、アイスランドのラキ火山も噴火を起こし
凶作になったと書かれています。
江戸、明治の人たちは、何も知らずに凶作や飢饉を乗り越えてきたが、
火山の爆発の噴煙が原因で太陽の光量低下により
植物の炭酸同化作用に影響を及ぼした、などとは考えも及ばなかったものと思われ
さらに、その原因の噴火した火山が外国の火山であったなどとは夢にも思えず、
自然現象を神様や仏様にも、お祈りしお願いした記録があります。
今でこそ地球環境が騒がれていますが地球全体から見たら、
ほんの僅かな自然現象が大きな影響力になっていることが分かります。
地球環境のこと、ちょっと考えてみようね。
サマンサでした。


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