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庚申講のこと

ウチの辺りだけでしょうか、庚申講という講があります。
元は猿田彦さんのお祭りのようですが、
詳しいことは知りませんので調べてください。
ウチの辺りでは永禄3年庚申(1560)頃の庚申塔があるようです。
あるようです、と言うのは延宝8年庚申(1680)
の庚申塔に並んで古い二つの庚申塔があるからです。
延宝8年以前の物は字が崩れていて読めません。
庚申塔は理由が分かりませんが、
庚申の年毎に塔を建てる事になっています。
ですから、60年毎に建てられているので年号が分かるのです。
江戸時代の庚申講はお葬式のお手伝いをする、仲間、チーム
とでも言いましょうか、親戚筋ではなく他人どうしで構成された
チーム作りをしています。
親戚筋では一族に不幸があれば、当然参加するわけですが、
葬式の仕事となると他人の方が冷静でまた、
時間も取れるとの配慮があったのでしょうか。
庚申講の規約によれば、不幸の節の勤めをはたすこととあります。
勤めとは、伝令、穴掘り、担ぎ、それに庚申講の積立金の貸し出し。
伝令とは不幸の家の親戚へ連絡すること、
如何なる時間でも2人一組で出立のこと。
また、伝令を承けた家では如何なる時間でも
もてなしを致し帰すこととあります。
穴掘りとは墓穴を掘ること。
担ぎとは棺桶を担ぎお墓まで運び埋葬すること。
また、お金の貸し出しはお葬式の費用を貸し出したもので、
貸出金利10%で12月庚申の日に決済された。
葬儀の多くは葬儀場に依頼して行われる現代に於いては、
12月庚申の日に庚申講の仲間が公民館や宴会場に集まり、
懇親会だけが行われています。
江戸時代、小さな村での葬儀には村全員が参加して行われたようで、
葬儀に理由もなく参加しない人がいると、村八分となり、
村のつき合いを止められてしまった人もいたと古文書に記載があります。
12月の庚申の日に集まりますので、おかのえ、とか、
こうしんさん等と呼んでいます。
次の庚申塔を建てる年は平成52年、2040年のことです。
また、その次は2100年と言うことになります。
後、100年続いているでしょうか。
サマンサでした。またね。


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  • 参考までに
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