先日まで川中島平はピンクの桃の花が一面に咲いていました。
桃の花の頃、高台から川中島平らを見ると
ピンクのジュータンを敷き詰めたように見えます。
桃は昨年、一昨年と不作ではなかったのですが赤字だったそうです。
桃の収穫期はとても短くてタイミングが悪いと
品質が落ちて出荷できなくなったりします。
この時期ウチでも、ご近所とか親戚からたくさん大きな美味しい桃を頂きます。
桃も他の農産物と同じで栽培者の年齢が70才を越えていて、
さらに、赤字が続くと、なけなしの年金で赤字を充填しているため、
労働意欲も低下して桃の木を切ってしまう人も続出しています。
また、某駅前では桃畑を宅地開発にする話が進められています。
36000?屬曚匹療效呂?20戸の住宅開発が予定されているそうです。
川中島平のピンクのジュータンも数年で見られなくなるようです。
また、田植えが終わると、緑のジュータンも多くなるのですが、
同様に数年で見られなくなるのでしょうか。
すでに人口の減少が分かっているのですが、まだ住宅は必要なのでしょうか。
一方、山手のりんご畑は一昨年の収入は良くはなかったのですが、
昨年は冷夏で収量は落ちたのですが販売価格が良く2割ほど収入が上がりました。
で、りんご栽培者は今年、いつもの年よりちょっと活気があるようです。
青森県とか岩手県などりんごの産地が台風などで被害が出ると、
長野県のりんごの価格が速効で上がります。
他人の不幸は密の味なんだそうです。
農業ってそのような産業になってしまったのでしょうか。
食を守ること、環境を守ること、そんなことはもういいのでしょうか。
間もなく、ピンクのジュータン、緑のジータンはなくなるようです。
サマンサでした。じゃあまた。
HOME ▶ サマンサ日記
ピンクのジュータンのこと
スポンサード リンク
サマンサ日記の月別バックナンバー
タグクラウド