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お鎮守さんの石垣を積んで分かったこと

ウチのお鎮守さんのところが再開発でお鎮守さんを移動しています。
間もなく半年経つのですが、まだまだ仕事中です。
といっても毎日仕事をしているわけでもありませんし、
専門家の石材店にお願いしているわけではありません。
江戸時代の石積みを写真に撮りながら移動して、今、場所を変えて
元の石積みに復元していますがなかなか上手くいきません。
江戸時代中期に今の石積みの前に砂岩で出来たお鎮守さんが祭ってあって、
その砂岩のお鎮守さんを今のお鎮守さんの土台にして
硬い石の今のお鎮守さんを建ててありました。
時代と共に風化しない硬い石に取り替えたことが分かりました。
軟らかい石はウチから600m程のところから出土する砂岩で
村の中にはお地蔵さん、お墓などにたくさん使われています。
どれも造られてから200年を越えた今、風化が激しくなっています。
一方、後から作った今のお鎮守さんの石垣は10km程離れた場所から
出土している硬い石で出来ています。
さらに、祠の部分は少し軟らかい石で善光寺の石工が作って持ってきたものです。
善光寺からウチまで11km程あるのですが、善光寺から犀川まで運んで
犀川を数kmほど舟で遡って陸揚げし、そこからは陸路を数km運んできたようです。
その後、現場で土台の石や石垣に合わせて祠の台座を加工したようです。
もちろんコンクリートは使っていませんのですべてが石の加工品なのです。
でね、気が付いたんですが住宅の土台はコンクリートが使われていますが、
加工がしにくい重い石を材料に使っている理由はなんなのか考えると
もちろん、江戸時代はセメントが無かったことによりますが、
現在もお墓や石碑、庭石などはコンクリートを使っていません、
これらの自然石にこだわる理由がなんなのかを考えています。
庭石でも石碑でもお墓でもコンクリートでもよいと
思うのですが天然石を使う理由ですよね。
庭石なんか美術的に凄い物を作ろうと思ったらコンクリートの方が簡単に出来そうですし、
美しさだけでしたらコンクリートの表面に金属や大理石などの埋め込みも可能ですし、
陶器なども使えますが、見かけませんねえ。
何か石の持っている魅力があるのでしょうか。
じゃあまた、サマンサでした。


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  • 参考までに
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