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赤い羽根共同募金のこと

この時期、テレビでも、新聞でも、回覧板でも、駅前でも
赤い羽根共同募金の声や話題を見聞きします。
ウチの地区では、長野市全体がそうなのかは知りませんが、
地区の会計で赤い羽根共同募金の予算を組んであります。
一戸当たり定額で(確か700円程度だったと思います)地区の戸数をかけた金額です。
つまり、赤い羽根共同募金は個人の考えではなく、地区の考えで寄附されています。
地区の会計さんが、一々、赤い羽根共同募金の集金に歩くのも大変だから、
という配慮だと思うのですが、赤い羽根共同募金の趣旨とは違って感じます。
また、企業などへは、毎年、この時期になると地区の役員さんが集金に廻っています。
あくまで募金なのですが、集金に聞こえるのですよね。
以前は赤い羽根共同募金の時に、お金の他に衣類など
古着とか、自宅で採れた野菜とか果物なども寄附され集めたそうですが、
役員さんの手間をかけないようにと云うことで、お金だけになったそうです。
お金は銀行でも郵便局でも指定口座に送れば良いのですから、
役員さんの仕事は簡単になったのですが、寄附する人と、
寄附を受ける人の接点が見えません。
物を寄附する、と云う行為は寄附する人がどの様な気持ちで
寄附するのかは問題にならないものでしょうか。
よく、寄附をすると篤志者名簿などを作ったりしていますが、
自分より、かわいそうな人にものをあげるという気持ちが
寄附する人の自己満足の様に見受けられます。
日本は福祉国家と云っていますが、まだまだ、
憐れみをもっての個人や企業の寄附が必要なのでしょうか、
あるいは、国民が憐れみを持つことを奨励しているのでしょうか。
私には、赤い羽根共同募金の本当の目的が分からなくなっているのです。
飯田市の社会福祉法人 社会福祉協議会 の-ホームページを見ると
飯田市支会では、目標額の設定があり、平成14年度は2150万円になっていました。
これに対して実績額は20,263,605円でした。
この目標額を基に、戸別の目標設定が作られ、また、企業の目標設定を作り、
寄附を募るようですが、どうしても、
集金に見えたり聞こえたりするのは私だけでしょうか。
また、長野市でも平成16年度の赤い羽根共同募金の目標金額と
配分金額が計画されています。
それによると、一般共同募金が約5億有り、配分先も分配金額も計画されています。
その中には、運動推進経費とか支会分会経費、事務経費などが収入の1割ほど
含まれていて、すべてをボランテアという訳にはいかないようです。
赤い羽根共同募金を仕事としている人もいるのでしょうか、
寄附した人と寄附を受けた人の上下関係は出来ないものでしょうか、
寄附を受けている人は、毎年受けると当たり前にならないでしょうか、
寄附した人は寄附を受けている人を差別したり差別の気持ちが生じませんか。
日本は福祉国家なんですよねえ。
福祉のこと、寄附のこと、また、自己満足で良いのか、
赤い羽根共同募金の考え方を、もっと考えてみる必要があります。
ではまた、サマンサでした。


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